SEIKO / A439-5000

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セイコーの1980年代のデジタル時計です。操作ボタンが側面に無く、全て前面にある珍しいモデルです。機能的には時刻、日にち、曜日、ストップウォッチ、アラームと標準的なものです。(このモデルの様に、昔出版したAntique & Modern DIGITAL WATCH(こちらでご紹介)に掲載出来なかった国産デジタルは程度の良いものを見つけると時々入手しています。こちらのA158系とか、こちらのA714系のセイコーデジタルも同様です。)

前面に操作ボタンがあるのは70年代初期デジタルや、80年代ではシルバーウエーブ系で液晶画面下部に4つ並んだモデル等もあるのですが、この様に前面4隅にボタンがあるのはこのA439系のみになります。これは丸いプッシュボタンですが、他に黒く四角いプラスチック製のボタンのモデル(デザイン違いで2種類あり)もあり、それらもカッコイイです。

上のボタンの間はアラームのスピーカーメッシュ風になっていますが、実際はセンターに小さい穴が1つ空いているのみです。下にはALARM CHRONOGRAPHと印刷されたプレートを入れており、この上下シンメトリーなデザインがカッコイイです。

左下のボタンを押すと照明が点灯します。私のこのモデルは全てのボタンは機能しているのですが、このA439シリーズで全てのボタンが機能する状態で現存するモデルは少ない様です。操作ボタンが前面タイプのモデルはその接点が死にやすい様で、特に80年代の計算機付きモデル等、プッシャーの下のゴムのタクトスイッチが経年変化で死んでいるモデルが多いです。(この丸ボタンモデルが生きているのはゴムのタクトスイッチを使用していないのと、ボタン自体が金属製で劣化しないからなのかもしれません。他の黒いプラスイッチのモデルはそのスイッチ自体が劣化してしまっているものが多いです。)

しかし、国産デジタルを入手したのはほんと久しぶりです。程度はイマイチですが、機能的に問題なく、安価でしたので入手しました。ベルトは純正ではありません。

80’Sデジタルらしい印刷の青と赤の差し色の効かせ具合がよいです。

背面は極めてシンプルです。ケース手前の下方からガワアケでパッコンと開きます。

開けた状態。裏蓋の刻印にBASE PLASTICとある様に、かなりプラスチッキーです。

ムーブを取り出した状態。このモデル、特殊なムーブの固定方法をしており、上下に突出したムーブ保持用の板バネ2つ(下の画像赤矢印)を横に回転させる様にスライドさせて取り出します。前面には液晶上下に金属の板バネによるスイッチの接点があります。

腕に巻いた状態。ラグ幅は19mmなので、時計としては標準的なサイズ感なのですが、結構小ぶりに見えます。このロボ感が良いですね。

ちなみに、最近ずっと使用しているCMFのWatch Pro(こちらでご紹介)と並べてみたら、なんとこんな小さいです。80年代の人って小さかったんですかね?? と思わせるくらいですw と言いますか、まぁWatch Proがデカすぎですね。最近慣れてしまっていましたが、今こうして見るとやはりデカいです。軽いからいけてるのですが。

以上、久々に入手したSEIKOの80年代デジタル時計のご紹介でした。(2024.1.15.)

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