NOTHING(サイトはこちら。背面が光るカッコイイスマートフォンNothing Phone(2)等を出してるイギリスのメーカー)のセカンドブランドのcmfから発売されたスマートウオッチのWATCH PROです。こちらのサイトの様に、ひとえにそのデザインが極めて優れていることがウリである、スマートウオッチです。日本での価格は11,000円で必要最低限の機能は備えており、このシンプル、お手軽、軽い、安い、カッコイイ感じは往年のPebbleを想起させます。あらかじめプリセットされているウオッチフェイス、UI、スマホアプリなど、どれもが統一されたモノトーン+差し色のオレンジを効かせたシンプルで魅力的なビジュアルに統一されています。
カラバリは3種類準備されていますが、このモデルを買うのならやはりこのメインビジュアルに使用されているモデルでしょう、ということで、オレンジベルト+鏡面本体のモデルを入手しました。
あらかじめプリセットされているこのフェイスもシンプルで良いです。右上のドットは電池残量の様です。
本体はアルミ製で、ツルツルピカピカのPVD(真空蒸着)処理がされてます。他のモデルは艶消しダークグレーのアルマイト処理となっていますので、Apple Watchのミッドナイトアルミニウムの様な質感を求める方にはそちらがお勧めです。
起動時に最初に立ち上がるフェイス。シンプルで良いのですが、何時かちとわかりづらいです。
トップのガラス面は平面ではなく、微妙にRのかかっている面です。
Apple Watch 7か8の発売前に出た予想CGがこんな形状をしていましたね。Appleの最近のデザインの傾向からも、大幅なデザインの刷新が噂される次のApple Watch Series10ではこんなデザインにしたかったのではないでしょうか。
背面はプラスチック製です。専用の充電端子もPebbleっぽいです。
時刻の常時点灯モードもあります。かなり暗めにアナログやデジタルで表示します。
アプリのトップ画面はこんな。シンプルで綺麗。
歩数、ストレス度、心拍数、血中酸素濃度(24時間対応)など基本的な機能は備えてます。GPSを内蔵しており、ウォーキングなどのトラッキングはかなり正確でした。
ウオッチフェイスは50種類以上あります。自分の画像を背景にしたフェイスも1つだけ作れます。中央の白デジボーグは私が入れたものですが、背景が液晶風でない、白ベースのものでもデジボーグは全くもってこの時計には似合いませんでしたw スマートウオッチでここまでデジボーグが似合わなかったのも初めてです。・・・ので、このWATCH PRO風なカラーリングに変更したデジボーグを作りました。(当ページ一番最後にアップしてます。)
パッケージがまたよく出来ていておしゃれです。
手に取るとこのくらいの大きさ。
極めて薄いパッケージで、背面がこの様に収納物のシルエットで突出しています。
下の方から見るとこんな。
開けた状態。取説と充電ケーブル、ベルト、本体がバラして収納されてました。
ここでPebbleとツーショット。Pebble、まだ生きてます。
Apple Watchも入れて3ショット。
このApple Watchは42mmのモデルですので、WATCH PROはApple Watchの45mm相当な感じで、思ってたよりも大きいです。(ベルト込みで47gと軽いので、装着感は良いです。)
ということで、最後に、作成したWATCH PRO風カラーリングにしたデジボーグフェイスです。これならいけますかね?
もう一枚。左上の秒のグラフィックは画像なので動きません。
自作のフェイスは自分の画像を背景に貼ることが出来、時刻のフォントは2種類のみで、入れる場所と色は変えられます。現状、アプリには自作のフェイスは1つしか保存できないのが残念。また時計にはプリセットされた4つ以外には新たに2つしか追加できないのも残念。自作フェイスのカスタマイズ性のアップと保存件数のアップをバージョンアップで期待します。
ブランド名のcmfってプロダクトデザイン的によく言われるモノの構成要素、Color(色)、 Material(素材)、 Fnish(仕上げ)の事ですかね?この時計に関して言えばそれらは非常に高いレベルでしかも低コストで完成されているプロダクトかと思います。・・・以上、久しぶりにきたお薦めなスマートウォッチのご紹介でした。(2023.11.16.)
2023.11.18.追記・・・気がついたらダークグレーバージョンも入手してましたw ので追記します。ダークグレーバージョンもカッコイイです。
カラバリはあと本体色がこれと同じダークグレーでベルトの色が明るいグレーのASH GREYバージョンがあります。
しかしシンプルなデザインで良いです。
メタリックxオレンジバージョンと極めて対照的な、しっとりと落ち着いた質感です。
シンプルなディティールに似合う、きめの細かい表面処理です。
Apple Watch SEと比較してみます。
こう並べるとApple Watchはウォームグレー系な感じですね。Apple WatchはR面が多いので艶も上がって見えます。
ほんと仕上げに関してはApple Watchに負けていません。てか、このWATCH PROのデザインのApple Watch10が欲しいですw
パッケージはそれぞれのカラーに合わせたパッケージになっています。
以上、ダークグレーバージョンも購入の追記でした。
2023.11.28.追記・・・スヌーピーのフェイスを作ってみたのでアップします。結構かわいくできました。背景の赤は実際はもっとベルトのオレンジに近い色です。
オリジナルのフェイスは1つしか保存できないのでデジボーグフィスと入れ替えになってしまうのが面倒ですね。時刻表示方法のカスタマイズ性とか、バッテリ残量の表示とか、歩数とか情報追加とかもしたいところです。そのあたりはアップデートで対応してくれることを期待しましょう。
また、デジボーグのフェイスを作った時から非常に気になっていたことを以下に記載します。画面の表示領域の角Rなのですが、何故か表示領域の角のRが大きく、黒枠のベゼル幅が全周均一になっていません。ざっくり作図してみたのですが、本来、表示領域の角のRは黄色い製品外観のRとセンターを同一とする、オフセットさせた緑色の線の形状であるべきですが、製品のRは水色の線の形状になっており、特に背景が黒でないフェイスにするとそれが顕著に現れキモチワルイです。中味の都合でこうせざるを得なかったのか、画面点灯時により製品を丸いイメージにしたかったのか、単にあまり考えてなかったのか、、、デザイン的には非常に気に入ってるのですが、このポイントだけ残念です。これはアップデートでは直せないですかね?
・・・以上、スヌーピーのフェイスを作ったことと気になってる点の追記でした。