CMFのBuds Proの購入とCMF製品等のデザインについて

ずっと使っていたAir Podsのバッテリーがヘタり、いくら充電しても20分も聞くと「ぽんぽろろん」(電池切れのアラート音)とすぐ切れてしまうので、新しくヘッドホンが欲しいなぁ、と色々探していたのですが、CMFのWatch Pro(こちらでご紹介)を持つ身としては、ここはCMFのを買ってみるしかないでしょう、ということで、Bud Pro(サイトはこちら。Amazonはこちら)を購入しました。下の画像はケースとWatch Proです。

コスパ最強!とあちこちでのレビューもよかったのと、そのデザインもWatch Pro同様に極めてシンプルでよかったので、購入しました。もともと定価が税込みで7,350円と安いのに、私が購入時は1割引になっていて6,615円で購入することが出来ました。安!下は蓋を開けた状態。

ヘッドホン部が背中合わせで寝てる様に収納されています。

収納というよりは置いてある感じです。固定は磁石で吸い付くようにケースに収まります。蓋の固定も同様に磁石です。ケース手前には蓋を開けた時に数秒点灯する充電状態を表示するLEDがあります。

取り出した状態。充電用の接点が見えます。深い穴のあるAir Podsのケースより掃除しやすそうです。私は初のノイキャン製品ですが、室内では空気清浄機の音がほとんど聞こえなくなり、外では街の雑踏の音がかなり消えます。

Air Podsのケースとツーショット。Buds Proの方が一回り大きく、エッジも立っているので、ポケット収納にはちょいゴツい感じです。

しかしそのゴツい分、このケースはなんとスマホスタンドにもなるという機能があります。これは素晴らしいー(画像引用元:CMFオフィシャルのXのポストより)

Buds Proの耳に収まるところはAir PodsのProの方に近い造形ですかね。またBuds Proの外装色は白ではなく、かなり白に近い明るいグレーです。

パッケージです。CMFの製品はみな同様のパッケージで統一されています。

CMFの製品は上記パッケージ、プロダクト、サイトデザインと、ビジュアルイメージが全て「クリーンでシンプル、基本グレーベースでピンポイントで有彩色のオレンジを使う」と、統一されており、とてもデザイン的に良い感じです。

あらためて見返すとCMFのサイトデザインはこんなです。少ない色数で効果的なビジュアルです。

Watch Pro自体は画面はフルカラーで表示できるのに、この色数に絞ったフェイスデザインをしています。

しかし、この雰囲気、なんか既視感あるなぁ、と思ってたら、スウェーデンの電子機器メーカーteenage engineeringでした。(追記:teenage engineeringがWatch Proをデザインした、という訳ではありません。)サイトはこちらです。どれもとてもカッコよく無性に物欲をそそられます。(画像引用元:同社サイトより)

シンプルでミニマルなデザインといい、カラーリングといい、CMF製品は先行するteenage engineering製品とかなり「同類」な感じです。そういった意味では最近出たヤマハのSEQTRAK(サイトはこちら)のデザインもそんな雰囲気です。(画像引用元:同社サイトより)

昔の事を思い返すと1970〜80年代のfrogdesignのプロダクトデザイン(Hartmut Esslingerのデザインと言うべきですかね?サイトはこちら。最近はコンサル企業になってる様です。)がこんな感じでした。下の画像のテレビとか、Apple llc等、いわゆるスノーホワイトデザインと言われてた80年代初期Apple製品等をデザインしてました。どれもクリーンでシンプル、有彩色の差し色の使用と、かなり雰囲気が近いかと思うのですが、いかがでしょう。(画像引用元:同社サイト及び https://rouewatch.com/design/hartmut-esslinger/ )

ということで、CMF、teenage engineering、YAMAHAのSEQTRAKに共通して言えることは、
・このフロッグデザインっぽいシンプルな造形が一回り(ていうか3回り位?)して今新鮮に見える
・モノトーンに有彩色の差し色のカラーリング
・昔は無かった最近のデジタルデバイスならではの新しい製品ジャンル(製品構成要素)
・・・の3つの要素が上手いことマージして製品デザインが魅力的に見えている気がします。シンプルでありながらブラウンの様なストイックな感じだけでなく、清潔感がありどこかかわいらしさのある、、、Apple製品もジョナサンアイブが抜けてからは新しさにおける挑戦的なデザインが無くなってしまったので、今後は上記メーカーさん達に新しいプロダクトデザインの潮流を期待したいところです。
当サイト的にはスマートウォッチではCMFさんがこのデザインを開拓してくれましたので、スマートウォッチでない腕時計でこのテイストのデザインをどこかのメーカーさんが出して欲しいところです。

以上、CMFのBuds Proを買ったことと、それをながめていたら最近の同類のデザインテイストについて記載したくなったので、後半そのことについてのアップでした。(2024.1.30.)

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