ULTRA SEVEN / SPACE WATCH -Made with 3D printing-

MYSTERY DIAL
金属3Dプリンターによる制作

前のページでCGはほぼ出来たので、3Dプリント出力での立体化の作業に取り掛かりました。本体の3Dプリント出力は以前に作ったペンダント(こちらのブログでご紹介)と同じチタンの3Dプリント出力を考えています。文字板はどうするか、、、作りながら考えます。

まずはCGのデータを元に紙で簡易的に立体化してみたのですが、、、CGでシンクローナと並べてのカットでもかなり小さそうな気はしたのですが、やはり現物はかなり小さかったです。

ので、全体をそのまま110%程拡大したものを作ってみたのが下の左のものです。シチズンのジェットとも並べてみたのですが、やはりこのデザインではこの位のボリューム感はあって欲しい感じです。

正面から。右が最初のもの、中央が110%拡大したものです。(110%拡大なのでベルト幅は20mmから22mmになります)

という事で、ベルト幅22mmは広過ぎかなとも思いつつも、本体はその位の大きさは欲しいので、1割大きくしたサイズで作る事を決め、その大きさに合う風防と宇宙時計に使用している物に近いシチズンのリューズをアンティークウオッチショップのEさんに探して頂きました。いつも大変お世話になってます!感謝!

寸法違いでいくつか入手させて頂いたのですが、今回使用するのは以下のパーツとなりました。

で、本体は1割大きくしたものの、ベルト幅はやはり20mmに抑えたいと思い、前の拡大コピーでの大型化ではなく、全体のプロポーションをゼロから見直して大型化しました。

入手した風防も採寸しデータ化するとこんなです。かなりの丸さ具合です。突出量は本体に組み込んでバランスを見ながら削って薄くしていこうと思います。

入手したリューズも採寸しデータ化。(手前。奥の本体に乗っているのは画像から予測して作った最初のデータ)オリジナルのリューズの天面はR面っぽいのですが、今回入手したものは平面です。そのうちより近いものが見つかったら差し替えようと思います。

結局、紙試作4つ目で最終形状となりました。左が一番最初のもの、その右が110%拡大したもの、その右のベルトがないものがそれを20mmベルト幅に合わせ修正したものの、上下幅が狭くてNGのもの、そして一番右が最終形状、です。

しかしまぁ、ぱっと見はどれも一緒ですねw

最終形状単体で。使用するリューズと風防が乗ってます。

反対側面から。シンプルな形状ですが、ラグの幅具合と全体のバランス具合に思いの外時間がかかりました。

以下、この最終データでもレンダリングかけておきました。7割方、このCGが出来て満足してるのではありますが^ ^(おそらく3Dプリント出力品を組み上げてもここまで綺麗にならないので)

反対側面から。

ローアングルで。

環境設定を変えて。

以上、現状ここまでです。次は裏面の蓋のデータ作成、内面の肉抜き等をし、3Dプリント出力に出す、といった感じになるかと思います。進捗あり次第、またここに追記します。(2021.5.3.)

2021.5.5.追記・・・裏蓋の構造を考え、3Dプリント出力に出しましたので、追記します。オリジナルは裏蓋が外れて血液の結晶を取り出していましたので、これもそれに倣い裏蓋が開く様にしました。

映像を見て似た感じの裏蓋にしてます。本当はもっと薄くしたいところですが、3Dプリント出力前提なので、強度的に1mm程の厚さの裏蓋にしました。で、蓋はただ取れるだけでなく、最初はヒンジがある様に開き、

ある程度開くと外せる様にしました。本体側には塩か何かを詰めておくと良いですかね。一応、球形の小さい凸形状で閉じた時に軽くロックがかかる様にしましたが、うまくいくかは分かりません。

で、3Dプリント出力用にばらした状態。結局、本体と文字板の大きい円盤をチタンの3Dプリント出力で出し、それ以外をプラスチックのフルカラー3Dプリント出力の黒色(文字板のインデックスの丸は白)で出すことにしました。裏蓋などもチタンで作ろうかとも思ったのですが、出力後表面を研磨するのも大変ですし、なるべくローコストで、ということでプラスチック出力としました。

で、DMMに出力依頼。本体と円盤で8,452円です。高いは高いですが、金属をNCの切削等で作ったらケタ違いの高額になるかと思われます。(ちなみにプラスチックのナイロン ナチュラルでの出力だと1,456円で作れますので、ボリューム感を見るだけならそれで十分かと思います。)

DMMの場合、コストを抑える為、ある程度注文が溜まってから一気に出力にかける様なので、小さかろうが9〜18日と結構日数かかります。納品後は表面研磨の大変な作業が待ってますが、、、楽しみです。
以上、ケースを3Dプリント出力に出した事までのアップでした。

2021.5.8.追記・・・次のページにチタンの3Dプリント品が納品されたことを追記しました。

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