ムーンスウォッチのベルトをカスタマイズしてみたことと、風防の保護シールを貼ってみたことをご紹介します。まずはベルトのカスタマイズについて。先日スペアのオリジナルベルトを入手したので(下の画像)、
何かこれを使って良いことできないかと思い、いろいろやってみたのですが、
結局以下にご紹介する案に落ち着きました。まずは上側のベルトをスペアと交換し、上下ともラグ部分がオメガのロゴのあるパーツになる様にしました。この状態になれば通常のNATOベルトがそのまま付けられる様になるので、オメガのロゴ部分が上下に残り、かなりオリジナルに近い感じでNATOベルトを使用できそうです。
で、NATOベルトを付けた状態。かなりよいです。
下は以前にアップした普通にNATOベルトに交換した状態。かなりさっぱりしててこれはこれでよいのですが、やはり上の状態の方がかっこいいです。
ただし、NATOベルトの赤矢印の部分は長さが反対側に届かなくなるのでカットする必要があります。
上の状態でもかなりいい感じでNATOベルトを付けられる様になったのですが、やはりオリジナルベルトの背面のSpeedmasterロゴのある部分がかっこいいので、次はオリジナルベルトを使用しつつ、時計本体背面にNATOベルトと同じ様にナイロンベルトの座布団を敷く、以前に作ったこれと同じパーツ(下の画像赤矢印部)を作ってみることにしました。
そもそも、私はかなり汗をかくので、この夏場ムーンスウォッチを腕に巻いて外出後、帰宅して外すと時計背面が汗まみれになっているので、ステンのケースと違いバイオセラミックケースは汗の塩分があまり良くなさそうな気がするのと(大丈夫だとは思いますが)、背面電池蓋周りにMISSION TO THE MOONと黒で印刷されている文字もはげそうなので(これもまぁ大丈夫だとは思いますが)、直にケース背面が腕に触れないこれらのNATOベルト風カスタムを試みている次第です。
で、まずは所有する20mmNATOベルトを切ります。切り口はほつれない様にライターで炙って溶かします。
で、娘にお裁縫セットを借りて、適度な長さで切ったストラップ両側に金属リングを付けて縫い縫い。
かなり適当な縫いですが、直ぐに出来上がりました。こんな感じで取り付けます。
完成状態。結局座布団のナイロンストラップも汗まみれになるので、あまり効果は無さそうですが、とりあえず気休めパーツの完成です。時計を外して平置きする時の座布団になるのも良いです。
次、プラ風防の傷防止フィルムを買ってみたので、その様子のご紹介。購入したのはAmazonのこちらです。リンク先のサイズは30mmですが、今回は29mmを買ってみました。と言うのもこちらのサイトを拝見するとプラ風防のスピマスには30mmが良いとあったのですが、ムーンスウォッチの風防の曲率が昔所有していたスピマスの風防の記憶よりも湾曲している気がしたので、ちょい小さめにしてみました。
フィルムは2枚同梱されています。
フィルムの下側のシートのベロ部にはサイズの29の表記があります。ここをつまんで剥がし、風防に貼るのですが、
フィルムの背面の粘着部分に触れずに目視でど真ん中に貼るのが結構難しいです。結局ちょい上ぎみについてしまいましたが、まぁ、よしとしました。最近のiPhoneの保護シートの様に、貼り位置を決めたら仮止めできるシールが付いていると良いかと思いました。
気泡を追い出す様に上から押さえた後、表面の黄色いシートを剥がして完成。よく見るとフィルムの端面が見えますが、ほとんど気になりません。貼ってみると結局サイズも30mmで大丈夫そうでした。
まぁ、プラ風防は傷ついたら磨いて消せるのではありますが、フィルムを付けたことで傷つけない様に気を配る配慮具合が薄れたのは良いかと思います。
湾曲した風防にきちんと貼られてとても良いのでお勧めです。
以上、ベルトのカスタマイズとか、フィルムを貼ったことのご紹介でした。以下はついでにアップ。昔、裏スケスピマスを買った頃に購入した、スピマス本とのカット。
オメガの歴史からアポロ計画の貴重な画像から、LCDモデルやスピードソニック等も含む歴代スピマスが掲載されたかなり良い本です。
以上、本当はムーンスウォッチのページに追記しようと思った記事なのですが、かなり長くなりそうでしたので、今回こちらでご紹介した次第です。(2022.8.19.)