ISOTOPE COMPAX MOONSHOT キタ!

2016年に創設されたイギリスの時計ブランド、ISOTOPE(サイトはこちら。以前にご紹介したダイバーズウォッチのHYDRIUMはこちら)から新型クロノグラフ Compax Moonshotの姿(ほぼ最終形状のCG)が公開されました。私的にはマークニューソンのIKEPODのHEMIPODE以来、久々にきた「新しさ」を感じさせるデザインのクロノグラフの登場かと思います。まずはYouTubeにアップされている動画をどうぞ。

現状この動画以外情報は無いのですが、スクショを以下に貼っておきます。まず正面から。風防の外形のみトノー型にし、それに倣う様に上下に面取りをしたケースデザイン、遠目に見た時のアイキャッチとなる夜光(おそらくSuper-LumiNova®)の入れ具合など、とても新しさを感じさせるデザインです。

文字板拡大。タキメーターとパルスメーターを同居させた内と外に振り分けた指標の入れ具合、おそらくラクリマ(ラテン語で涙の意。ISOTOPEがずっと製品に使用しているモチーフ)デザインを踏襲したと思われる抜きの多い太めな時針、分針など、かなりよいです。

更に拡大。3つのインナーダイヤルは切り欠いた円盤を回転させるという、新しい試みをしており、これは単に新しいディティールというだけでなく、インダイヤルのグラフィックを極力隠すことにより、通常の時針分針による時刻確認の視認性向上にも役立っているかと思われます。その他、インダイヤル周りのフィリップスのシェーバーの様なディティール、秒針の根元の造形、外周の5分おきのインデックスの役目を果たす下向きの台形の造形等、、、見どころが多く、そのどれもが新鮮で良いです。

ケースはチタンの様ですので、ボリューム感はあっても軽いでしょうね。ラグの形状が専用のベルトしか付かない特殊な形状でなく、通常のベルトも付けられるシンプルな形状なのも好ましいです。

左側面はこの様にザグれている様です。ムーブはLanderon L73の様です。

クロノのプッシャーもラクリマ形状。ケースからベルトにかけて徐々に薄くなっていくソリッドな造形、よいです。

9月からいくつかあるイベントで公開され、その後発売される様ですので、続報を期待して待ちましょう。・・・以上、久々に新しさを感じさせるクロノグラフ登場のお知らせでした。(2023.8.5.)

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