HAMILTON PSRが頑張っているのに残念だった件

先日、復刻Pulsar P2である、ハミルトンのPSRを見たのですが、、、なんなんでしょう、この漂う残念感は!?ケースの出来はとても良いのに・・・やはりひとえにこの常時点灯している液晶による7セグメントのデジタル表示が、ちまたに溢れるチープなパルサーもどきの時計感を醸し出してしまっているからかと思われます。

最近はスマートウォッチでも常時点灯が当たり前になったので、P2を復刻するにあたり、LEDでは不可能だった常時点灯を新規開発したハイブリッド表示で通常はLCDで時刻を表示、サイドのボタンを押すと極めてオリジナルに近い雰囲気のドット表記での時刻を有機ELで表示するという、とても理にかなったことをかなり気合を入れて開発したのでしょうが、、、良かれと思ってがんばったのに、結果ぱっと見の第一印象を残念な感じにしてしまっています。ケースの仕上げはすごく良いのに。。。

とりあえず常時点灯の液晶による時刻表示は思いのほか良く見えます。で、サイドのボタンを押すと、

液晶表示が一瞬消え、有機ELによるドット表示による時刻表示に切り替わります。この表示は非常に良い出来です。フォントのサイズはデカめですが復刻としては完璧ではないでしょうか。しかし、そもそも常時点灯で時刻出てるのに、ボタンを押すとこの表示になるという機能の「意味」が普通の方には伝わらないでしょうね。単にフォントが変わるだけで、なんでわざわざこんなボタンがあるん?と。(夜間の時刻確認には自発光の有機ELは有効かとは思いますが。)Pulsar好きなマニアな方にしても、うーん、、、この無意味さ、やっぱ常時点灯いらなくね?な感じではないでしょうか。

インスタにアップしたボタン押しで表示が切り替わる様子の動画です。

 

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せめて常時点灯の液晶表示のオンオフが選べると良かったですね。もしくは「復刻」なのだから「漢」を貫き、常時点灯などというヤワなことはせずに、機能追加として手首を振るだけで自動点灯するオートコマンドを内蔵し、有機ELで忠実に再現した、完成度の高いドット表示風の時刻表示を点灯させるだけにした方がなんと気持ち良かったことでしょう。更にはどうせ有機ELなのだから前にこちらで紹介した様に表示色を変えられたり、月日曜日表示をスクロール表示で表示させるとか・・・ハイブリッド表示にするよりも有機ELによる新しい表示方法に注力した方がよかったのでは?と思われます。そうすると少なくともオリジナルP2ユーザーにとっては「P4から搭載されたオートコマンドをP2に搭載」「P3の後で出た2ボタン化されたP2後継機で追加されたデート表示を1つボタンの初代P2に内蔵」「表示色をパルサーのレアモデル同等のグリーン表示可能、その他今時っぽいブルー等、自由に色をカスタマイズすることができる」しかも「LED故障のリスクのない有機EL表示」と、P2に不足していた機能追加プラスアルファとした方が素直に嬉しかったかと思われます。

残念な点がもう一つ。ケース前面に刻印されたHAMILTONロゴがデカすぎ、傾かせすぎかと思います。(曲面に水平に入れると目の錯覚で右下がりにみえるので補正として右上がりな入れ方をしているかと思うのですが、それにしても傾かせすぎかと思います。)下のgifアニメはオリジナルと私が修正した、ロゴサイズを90%縮小し、傾きを少し戻し、位置を見直したものの比較です。どうでしょう?こう見るとケースも出来は良いのですが、仕上げがちょっとピカピカしすぎですね。

裏蓋はこんなです。なんともコメントに困る微妙なグラフィックです。。

最後に以前私が所有していたP2の写真が出てきましたのでアップします。ケースデザインの再現性はかなり高い事が分かります。ボタンの突出量はオリジナルの方が低いですね。

以上、今回は復刻のレベルは非常に高いものの、良かれと思って頑張ったことが、結果第一印象を残念なものにしてしまった復刻P2のご紹介でした。こういった時計はぱっと見が勝負ですからね。。。惜しいです。(なんか復刻時計が出る度に全否定してるみたいになってしまってますが、残念な復刻ばかりだからであって・・・すみません。そんな中セイコーのジウジアーロデジタルの復刻はやはりとても良い出来だと思います。)

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