復刻パルサーP2 はこんなこともできるはず

ハミルトンは世界初のLEDデジタル時計、Pulsarの発売50周年記念モデルとしてセカンドモデルのP2を復刻、販売するそうです。(かなり残念感漂うオフィシャルなサイトはこちら。名称は「ハミルトン PSR」だそうです。)2020年5月初旬から都内のハミルトン直営店舗及びハミルトンオンラインブティック、BEAMS直営店舗及びBEAMS公式オンラインショップにて先行予約受付開始、2020年6月より全国のハミルトン正規販売店にて一般販売開始(ゴールドが世界限定1970本、13万2000円、ステンのシルバーは本数制限は無く9万9000円)だそうです。

そこまでの記念モデルなのに何故に初代のP1でなくP2?とも思いますが(まぁ、P2の方が売れそうですし)、今回のP2復刻は画像を見る限りではかなり期待できそうです。Pulsarブランドは現在セイコー が所有しているので表記はできないので、HAMILTONロゴが入っているのですが、それはそれで中々良いです。真正面から見てロゴがかなり右上がりなのはトノー型のケース上で自然に見える様にする為にこうなっているのかと思われます。(にしてもかなり右上がりに見えますが。。)

ハミルトン は以前にMIBモデルとしてP3を反転液晶で復刻させてて、それも結構良い出来だったのですが、今回の復刻の1番の注目すべき点はディスプレイが液晶と有機ELのハイブリッドになっている点でしょうか。通常は赤い液晶でいわゆる7セグで常時点灯しており(バックライト無しでどう赤くしてるのは現時点では不明ですが)、右のボタンを押した時だけ有機ELによる往年のLED表示風なドット表記による時刻表示をするという仕組みになっています。有機ELは自発光なので、かなりLED風に発光してくれるのではないでしょうか?オートコマンド(手首を振ると自動点灯する機能)はP4からなので多分搭載されていないと思いますが、LED時計の「ボタンを押さないと時刻確認できない」というデメリットを最新のハイブリッドディスプレイで上手に解決しています。(某BULOVAの復刻サイドビュー等は見習って欲しいものです。。)

しかし、有機ELのディスプレイ=「画像」でLED風な表示をしているのなら、単にLEDのドットの発光部分だけでなく、よりそれっぽい、LED点灯でうっすらと見える基板の背景画像も表示させて、よりリアルなLED時計風表示もできるはずです。下の画像は私所有のP3の点灯状態です。(かなり基板が明るく写ってますが、実際はここまで明るくは基板は見えません。)背景にこの様な基板らしきものがうっすらと見えるとよりらしくなるかと思われます。

もしくはパルサーコレクターに人気の希少なグリーンLED表示モデル風位等は簡単にできるはずです。この位はきっと隠しモードで搭載していると思うのですが、如何でしょう?(液晶表示を赤くする為に赤いフィルター等があるとダメですが)

さらには、せっかくの有機EL搭載なら、(全画面有機EL表示だったら)こんなことも出来るはずです。

もしくはこんなこととか。私デザインのFitbit用に販売してるフェイスなのですが、、、全くもって似合わないですね。画像入れてみてここまで似合わないとは思いませんでしたw やはりこれはFitbit用の顔ですね。しかしwearOS等を積んでスマートウォッチ化して、通常はLED発光風時刻表示で、モード切り替えで色々できると現代のボンドウォッチっぽくなって楽しそうです。

また、気になる点としては時刻修正をどの様にやるか、ですかね。P2はベルトに格納された磁石を裏蓋にあてる事により修正するのですが(下の画像は私のP3の磁石を使用しての時刻修正時の画像)、今回の復刻モデルは普通にスクリューバックで磁石による時刻修正までは再現していない様です。だとするとワンボタンでの時刻修正になるのですが、その操作をどうやるのかが気になるところです。

最後に。。PULSARブランドを買収したセイコーはPULSARブランド40周年記念として昨年こんな時計を出した様ですが、なんともイマイチです。。80年代のアナデジ風を狙っているのでしょうが、、、いい感じの80’s臭でなく、単にダサイ感じです。こんなとこにPulsarロゴを使用するのなら今回のハミルトン PSRに使わせてやって下さいと切に思います。

以上、ハミルトンパルサーP2復刻の情報でした。

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