2023年1月11日、YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)の高橋幸宏さんが亡くなられてしまいました。もうかれこれ40年以上YMOを聴いてきている私は喪失感半端ないです。もう3人揃ってのYMOとしての演奏を聴く事が出来ないなんて、、、辛いです。幸宏さん、どうぞ安らかにおやすみ下さい。
ということで、今回はYMO時計のアップです。これは1993年の武道館での再生ライブを収録したVHSビデオソフトに特典として付いてきたものです。
時計自体は中華なGショックもどきの安価なモデルで、機能的には一般的なアラーム、ストップウオッチ等、特筆すべきものはありません。ひとえにこのYMOのノベルティーグッズであることに意義のある時計です。
ベルト手前にはYMOバツがプリントされており、ベゼル部には赤でTECHNODON IN TOKYO DOME、白文字でYMOバツ、SAKANMOTO、TAKAHASHI、HOSONOとプリントされています。YMOの腕時計としてはCD-ROM、SELFSERVICEの懸賞品のシチズンの復刻デジアナもありました。
裏面にはYMOバツの刻印。その下には狙ったかの様にMade in Chinaのシール。赤い人民服時代のYMOを想起させますw
裏蓋を開けた状態。安価なムーブでバッテリーはSR1120Wです。
この時計が収まっていた箱とVHSテープと。再生武道館ライブ、カッコ良かったですねぇ。。パンフのセトリにはUTがあったのですが、演奏されなかったのが残念。
ビデオついでに、その他所有するYMO関連のビデオソフト。今となってはほとんどがYoutubeで見れますね。
だんだんとマニアックなものが出てきましたw 1980年武道館ライブのチケット。半券も付いたままで座席ナンバーもプリントされていないレアなもの。
YMOの3人が演奏時に付けていたヘッドホンから流れていた同期音「キコココカコココ」がmoog960(松武秀樹さんのタンスの上の方にあったシーケンサー)っぽいLEDの点滅と共に鳴るテクノなバッジ。昔、電子楽器博物館さんがMaker Faireに出品していたものを買いました。
とりあえず動画も置いておきます。(音ありです。)裏に電池とピンがあります。ちなみにこのキコココカコココ音、YMOのUS版のファーストアルバムのYELLOW MAGIC(東風)の出だしで、かすかに聞こえます。またCD-ROMのSELFSERVICEではオリジナル音源のマルチトラックから抽出したのが聞けるのですが、CD-ROMの再生環境がMAC OS9.2よりも古いものでないと再生できません。
以前にこちらでご紹介しました、スウォッチを改造して作ったYMO時計と。どんだけYMOが好きなんだよって感じですねw
で、最後は幸宏さんのサインと。1998年のクラフトワークのライブで斜め前に座られていた幸宏さんに頂いたもの。その時の幸宏さんの腕にはパルサーではなく、16520エルプリメロデイトナ白文字板が巻かれていました。
以上、唯一持っているGショックっぽい時計のYMO時計とその他マニアックなもの達のご紹介でした。R.I.P. Yukihiro San…