SEIKO / C359 CHECKMATE etc. CALCULATOR WATCHES

セイコーから1979年に発売された計算機付きのデジタル時計のチェックメイトです。前回アトラスをアップしましたので（こちらでご紹介）、当時アトラスと同時発表、発売されたこのチェックメイトもこのタイミングでアップせねば、という事で今回ご紹介します。セイコーはチェックメイトの前にも計算機付きのモデルは出していましたので、これは2代目の計算機付きモデルになります。（その他のモデルも含め下の方で軽くご紹介してます。）
ということで、下は計算モードで1〜8を表示させた状態です。8桁までの計算ができます。

アトラスと共にこれもとても端正にきちんとまとまったデザインです。計算用のボタンはかなり小さいので、付属したスタイラスペンで行います。

背面です。バッテリーはSR927Wです。

カラバリで白モデルもあります。タグの価格の部分に26,500円のシールが貼られています。元は28,500円ですので、途中で価格が下がったのですかね？

海外では金色モデルもあるのですが、海外モデルはモジュールは一緒でケースデザインが少し丸みを帯びた違うデザインになっていて、それも結構カッコイイです。

ライトも点灯します。計算機能のほかにアラームもあります。

取説とスタイラスペンと。このスタイラスペンは町の時計屋でこのチェックメイトを買った時に貰ったものなのですが、取説には後端の押す所を抜いて上下逆に差し替えるとスタイラスになるシャーペンが記載されていますので、これは間違って初代のスタイラスペンをくれたのかもしれません。もしくは後にこのスタイラスにランチェンされたか、、、謎です。

計算状態。爪でもがんばれば押せないことはないです。

以下、ついでに歴代のセイコーの計算機付きデジタルをざっとご紹介。まずチェックメイトの1年前、1978年に発売されたセイコー計算機ファーストモデルC153-5011。発売当時48,000円でした。電池が入ってない状態ですみません。

チェックメイトの翌年1980年に発売された3rdモデルのC439-5000、当時28,000円。全て前ボタンになり、5つのアラーム設定が出来ました。かなり小型化されましたが、プッシュボタンの下のタクトスイッチのゴムが劣化して動く状態で現存するのは少ない様です。

1982年に発売された4thモデルC515-500A。（こちらでご紹介してます。）当時の価格は20,000円。かなり縦長で指で押せる様になり、任意の8ケタの数字を2つ記憶させることができるメモリー機能も搭載していました。セイコーの計算機付き、というか国産デジタルの計算機付きモデルでは一番カッコイイモデルかと思います。・・・以上、セイコーの計算機付きモデルはこの4種類がありました。