NORDGREEN / PIONEER Quartz Chronograph

ANALOG

現行アナログクオーツクロノを入手したなんて、何年振りでしょう。これはデンマークの時計ブランド、Nordgreenの新作、クオーツクロノのPioneerです。このクロノらしからぬ、ゆるーい丸さ具合がとても新しく新鮮です。

最近、北欧ブランドのシンプルモダン系な時計が数多く出回っていますが、それらはどれを見ても必要最低限のいわゆるミニマルなデザインで、シンプルであるが故にオリジナリティーを出しきれずに、同じ様なディティールの没個性的なデザインのものばかりが店頭に並んでいる様な気がします。そんな中、新規参入してきたこのNordgreenの時計なんですが(ブランド設立は2年前です。)、同様に北欧ブランドで基本シンプルモダン系ではあるものの、どのモデルもディティールがとても新しい形をしていて、その新しさ具合が他社のシンプルモダン系の時計とは違った、「個性のあるミニマルな時計」に仕上がっているかと思います。

で、ただでさえ差別化要素を盛り込みにくいミニマルなデザインの時計に「新しさ」を宿すには、ひとえにデザイナーの力量に依るところが全てなのですが、Nordgreenの時計のデザイナーはB&O等の数多くのプロダクトを手がけてきたJakob Wagner氏だそうで、やはりそういった時計以外のプロダクトデザインの経験と実績のあるデザイナーが手がけると造形の文脈を別のところから持ってきてくれて、シンプルなデザインの中に絶妙なさじ加減の新しさをもたらしてくれます。参考までにJakob Wagner氏のデザインしたものの例を同氏のサイトのスクショから挙げてみますと、CAPPELLINIのテーブルとかB&Oのスピーカーとか、ヘッドホンとか、どれもシンプルながらもテクノロジーを活かしたとてもいい形をしています。


ということで、以下、Pioneerのディティールについて。まず本体なんですが、シンプルモダン系は結構エッジを立てた、MUJI臭のするパキッとした造形が多い中、この丸みです。なんでしょう、この愛着の湧く柔らかなゆるさ具合^ ^

リューズのローレット具合、クロノのプッシュボタンの微妙なテーパーの取り具合など、上手です。ラグも先端がほんのちょっとふにゅっとベルト側に曲がったゆるい造形です。ちなみに外装のヘアーライン処理を残した染色の様なガンメタル色はIP処理によるものだそうです。(下の画像はNordgreenさんのサイトから借用。)

文字板外周の分のインデックスのテーパー面が微妙な逆R面になっているところも良いですね。5分おきのインデックスバーは僅かに凸になっています。

正面から。大きめのクロノの目が印象的です。クロノの目は深めに1段落としていて、その外周のテーパー面をくっきり見せることにより、全体がゆるくなりすぎないメリハリを与えてくれていると思います。センターの針はちゃんとクロノ用の針で通常は動かず、通常時刻の秒針は右目の針です。左目の針はクロノの分の積算計でセンターのクロノの針と同様、クロノ用の針の先端は統一して赤く印刷されています。

クロノグラフ稼働中の状態。秒針は1/3秒刻み位の機械式の様な動きをし、リセット時は秒針はにょーっと回転してゼロに戻るのですが、分積算計はパシッと一瞬でゼロに戻ります。

nordgreenのロゴが凹面で入ったオリジナルのラバーベルトです。マットなシボも綺麗なのですが、シリコン系のベルトはそのうちツヤが出てきてしまうでしょうね。ベルトは裏面のつまみの操作でワンタッチで交換出来ます。

尾錠部にもnordgreenのロゴが入ってます。

裏面もシンプルです。機械は日本製のクオーツとのことですが、おそらくミヨタ製でしょう。裏蓋は出来ればスクリューバックであって欲しかったですね。

腕に巻いた状態。大きめで時刻確認しやすいです。私は普段ぱっと見で何時かわからない時計ばかりしているので、この圧倒的見やすさは私的にはかなり新鮮です^ ^

順序が逆になりましたが、以下パッケージ開封の儀です。グレイッシュなブルーでしっとりとした手触りの紙製パッケージです。

下部のリボンを引くとファブリック系のベースに納められた時計が出てきます。

全て引き出した状態。時計は上下の2つの黒いゴムで固定されています。

時計部拡大。傷防止の保護フィルムがガラス面と背面に貼ってあります。

時計の下に収納された取扱い説明書など。乾燥剤も入ってました。全て紙製でエコですね。

で、時計を出した全体像。遠目にもシンプルで良いです。

カラバリやベルトについて。Nordgreenのモデルはどれも文字板色(白、黒、ネイビー)、ケース色(シルバー、ガンメタ、ローズゴールド)、バンド(革、ナイロン、金属メッシュ、シリコン)を自由に組み合わせて選べるのも良いです。下は組み合わせの一例ですが、高額になっても良いからバッテリーを使用しない、機械式のムーブもバリエーションに加わり選べる様になると、環境面からも社会貢献していきたいというNordgreenさんのブランドフィロソフィーにもマッチして、より良くなるかと思います。

で、今回は新作のクロノのモデルを入手しましたが、クロノでない、3針モデルもオススメです。例えばこのPhilosopherですが、文字板の幅広のテーパー面に配したインデックス等のディティールも良いのですが、(以下、画像はサイトからの借用です。)

本体側面が微妙に先すぼまりになっています。普通時計をより薄く見せようとすると逆のテーパーにするところですが、先すぼまりです。こういった微妙な造形にオリジナリティーを感じます。

また、ラグ内側の本体をかなり削り込みベルトがより本体側に装着出来る様にすることにより、ラグの突出量が最低限に抑えられ、シンプルモダン系にありがちな、本体から細いラグがすっと伸びた華奢なシルエットになることを防いでいます。

また、こちらのモデルのInfinityは更に本体を削り、ラグのないデザインに仕上げてよりシンプルになっています。文字板も一体の逆R面にインデックスを配し、秒針も無くし徹底したシンプルさで美しいです。

裏面。この様にラグがなく極めてシンプルで美しいです。

また、本体側面はPhilosopherとは逆のテーパー面ですが、このベゼルの無い、シームレスでつるんとしたお椀の様なケースデザインがとても良いです。

で、こちらのNativeもちんまりときちんと良くまとまっていると思います。Philosopher同様のケース構成ですが、こちらはかなり丸みを帯びており、ぴょこんと付いたラグがかわいいです。

また20,000〜21,000円と最廉価版でありながらサイズを3種類から選べるのも良いですね。

更に、Nordgreenは時計を買うと自動的に社会貢献プログラムにも参加することが出来、購入後こちらのサイトで3つの慈善事業から1つを選び、シリアルナンバー等を入力するだけで追加支払い等無く、寄付することが出来ます。

・・・ということで、絶賛オススメなNordgreenさんの時計なのですが、今回なんとNordgreenさんから15%オフのクーポンコードを発行して頂きましたので、Nordgreenさんのサイトで購入の際にはクーポンコード入力欄に「utdesign」を入れて頂けることで15%オフとなりますので、是非ご活用下さい。(ちなみにステマとかではありません。ブランドフィロソフィー的にも気に入った時計なので絶賛オススメしているだけです。クーポンコードを使用してご購入頂いても私には何ら収入はありませんです^ ^)

15%オフクーポンコード:utdesign

現状日本では直営店が無いので、デンマークからの発送となりますので、商品到着まで1週間程かかりますが、もしも少しでも早く手に入れたい方はアマゾン(こちらもしくは下記リンク)からも購入可能です。(アマゾンでは上記クーポンコードは使えませんが、amazon primeにも対応していますので、翌日着も可能かと思います。また2019.10.27.現在、クロノグラフのPioneerはまだ扱っていない様です。)

・・・以上、絶賛オススメなノードグリーンさんの時計のご紹介でした。

2019.10.27. 追記・・・今見たらamazonでも全品15%オフのクーポンコードが発行されてますね^ ^ クロノのPioneerはまだamazonでは扱っていない様ですので、PioneerをNordgreenさんのサイトから購入される際にutdesignのクーポンコードを使用して頂ければと思います。

2019.10.30. 追記・・・現在、代官山の蔦屋でNordgreenの現物展示&販売をしている様です。(10/24〜11/22まで。詳細はこちら。)現状、日本ではおそらくここでしか現物を見ることができないかと思いますので、現物を見てから購入されたい方は是非代官山蔦屋に行ってみて頂ければと思います。

2019.11.2 追記・・・代官山の蔦屋に行ってきました。店内撮影及びブログ掲載の許可を頂きましたので画像アップします。

まずは入口の前でPioneerと。ここにきたのも久しぶりです。

店内展示スペースはエスカレーター脇にありました。デンマーク系の書籍と一緒にガラスケース内に陳列されてました。

メッシュベルトを付けた平置き状態と、

革ベルトを付けた巻きの状態で展示。

まずはPhilosopherを見せて頂きました。手にとって初めて気が付いたのですが、日にち表示がものすごくちんまりと入っていたのですね。

とてもきちんとまとまった顔つきながら秒針の形状は左右非対称な形をしています。

ケース、先すぼまりです。リューズも先すぼまりな形です。

次はInfinity。外周がふにゅっと曲面で立ち上がってる文字板、良いですねー。

こちらはかなり下すぼまりな形。

ラグがが無いので、非常にシンプルでつるんとしたケースです。凹凸が無い分、手首への装着感も良いはずです。ベルトはケースに直に付いているのですが、かなりギリギリ付けられてる感じですね。

クロノのPioneerとの比較。かなり小さくかわいいのでInfinityは女性に特にオススメです。

Pioneerのシルバーケース。この丸さ具合はIKEPODっぽいですね。

・・・と、ここまで撮影してきて、かなりの長時間店員さんにつきっきりになって頂き申し訳なくなり、撮影はここまでで切り上げました。Nativeの画像等無くてすみません。。

以上、現状、国内唯一の店頭展示を見てきたことの追記でした。Nordgreenの時計、やはり現物を手に取ってもオリジナルでいい形をしているなぁと思った次第です。




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