MILK MAGAZINEに掲載して頂きました。

約1ヶ月程前にオファーを頂き、現在発売中の香港のファッション・ライフスタイル誌「MILK MAGAZINE」に私が昔出したムック本「antique & modern DIGITAL WATCH」を掲載して頂きました。この雑誌、香港国内の販売のみで日本からは購入する手段が無く残念なのですが、全編にわたり時計に関する様々な視点の記事が掲載されており、かなり面白いです。私の本の記事はセンターで5ページに渡り掲載して頂きましたので、以下、掲載許可を頂いたのでざっとご紹介します。

まずはトップページ。私が昔本のレイアウトを検討していた時のスケッチをコラージュの様に切り貼りして使用しています。(この辺りは前のブログのこのページをご覧いただいた先方のリクエストでスキャンデータを送りました。)特集っぽく、私のページのみ上が短いページになっています。最初、「ん?これは綴じ込み付録的になってて外せるのかな?」と思ったのですが、そうではありませんでした。

トップページにあるテキストはGoogle翻訳によると、
『多くの未来的なデザインコンセプトの中で、90年代初頭までの開発はピークの時期と言えます。かつては奇妙だったあらゆる種類の電子時計が、今日では人々に代替的でスタイリッシュな感覚を与え、コレクションの熱狂の新しい波を引き起こしています。 インターネットがこのカテゴリーのデータの記録に積極的ではないというだけです。起源を追跡する必要があります。1997年に発行された「アンティーク&モダンデジタルウォッチ」は、唯一の「聖書レベル」のクラシックです! 今日は、この作品の企画を担当したUTDESIGNが、過去の日本の電子時計の現象について語りました。秘密の表紙の裏表紙とスケッチデザインが明かされ、貴重な「MAKINGOF」トーク、再訪 繰り返すことのできない輝かしい時代。
科学技術の世紀において、スマートテクノロジーは急速に発展しています。スマートウォッチだけで日常生活や心身の健康を管理できます。機能が複雑になるほど、デザインはシンプルになりますが、人気が高いのではないでしょうか。 単純化と個性の欠如はどうですか? 実際、デジタル時計DIGITAL WATCHの誕生当初から、今日のスマート時計の機能と概念が存在していました。たとえば、1980年代初頭に登場したテレビ時計は、時計技術の無限の可能性を模索してきました。その後、いくつかの主要な日本のメーカーが 電子時計、コンピューター、温度計、音声録音と放送、テレビのリモコン、衛星測位など、さまざまな性能のモデルが開発されています。』

とのこと。「聖書レベル」、、、すごいですね。て言うか皆さん国産初期デジタルのカッコ良さに気付くの遅すぎ。

次のページ。ここでも私の雑なスケッチと共に内容を紹介頂いてます。しかし私のこの本、発売は1997年ですので、もう23年も前です。まさか発売後20年以上経ってこんなことになるとは、思ってもみませんでした。出版元の立風書房さんはとっくに消滅してしまいましたし。。

次のページ。メールベースでのインタビューに答えたことが記載されています。質問内容は「今《Antique & Modern Digital Watch》のリセール価格がかなり高くなっていますが、当時はなぜこのムック本を出すと思いましたか?」とか「G-Shockは90年代にとても流行っていたが、当時 G-Shock以外の中古デジタルウォッチはマーケットにどんな位置にありましたか?人気はあったでしょうか?」とか「《Antique & Modern Digital Watch》は今だに人気が高く、この二十数年間にパート2を出すのを考えたことはありますか?将来的に可能性はありますか?」とか「もし今日本に行くとどこに行けば(特に都内)このようなデジタル時計を見つけますか?」とか、ちょっと怪しい日本語で10問以上ありました。(テキストで答えるのにちょっと苦労しました。私の回答をご覧になりたい方は是非、香港の書店でお買い求め下さい^ ^)記事最後では当サイトもご紹介頂きました。ありがとうございました。

で、この本なのですが、腕時計に限らず著名建築物にある時計、車のダッシュボードに搭載された時計、からくり時計、ボンドウォッチ、Apple Watch、時計を素材にしたアート系なものまでとかなり手広く掲載されていて面白いです。以下、当サイト的なページをざっくりご紹介。

ゲーム機能搭載のもの、トキマやコラボもの、80年代の国産デジタルとその広告など。

ジウジアーロ特集や映画に登場したリプリーモデルやドクのモデル、メディアアート系な時計等々。。日本で売っていないのがほんと残念です。

最後に私の本とのツーショット。

以上、香港のMILK MAGAZINEに掲載して頂いたことのご紹介でした。

タイトルとURLをコピーしました