KLOKERS / KLOK-02

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KLOKERSというスイスの新興ブランドの、クオーツでレトログラードでワールドタイム機能も備え、パーペチュアルカレンダー機能も有する時計のKLOK-02です。(機能を羅列するとかなりすごい感じですが、実はかなりゆるい時計です。後述します。)2016年にKickstarterに登場し、1563名のバッカーが付き60万ユーロ以上の資金を集め製品化された時計です。サイトはこちら。(その後の日本への正規輸入を目標としたkibidangoでのサイトはこちら。)当時、何故か私は購入に至らず(まぁ、資金が無かったからだとは思いますが)、先日、ほぼ新品状態のものを安く入手することが出来ました。

何しろこのまるまるとしたデザイン、私の好きな上半分で時刻表示をするレトログラードな運針による時刻表示、下にある鍵穴の様な窓など、かなりの変態度の高い、カッコイイ時計です。

専用の1枚の革で出来たベルトの上に本体が乗っている様な構成です。この左の赤いプッシュボタンを押すことによりワンタッチで着脱できます。

右側面には時刻合わせ用のリューズの様なボタン(実際は回転させず押し引きのみです。)とその下にはワールドタイム時刻切り替えと日にち確認のボタンがあります。

上の方から。白い秒のメモリ部は1段低くなっています。プロダクトとしての出来もかなり良いです。この半円の透明窓はどうやって固定されているのでしょう?黒いフロントカバーの梨地具合もかなりいい感じなのですが、塗装ですかね?

で、肝心の時刻表示ですが、まず「時」は中央下部の丸い窓に2つの円盤によるメカデジで表示されます。下の画像で9時になります。で、その横にTOKと表示されていますが、右下のボタンを押すごとにTOKがSYD、NOU、AUCK、SUN、HAW…と切り替わっていき、それに応じて時刻表示も変わり、世界24か国の時刻に簡単に切り替えることが出来ます。更にそのボタンを3秒以上長押しすると今日の日にちを表示するのですが(15秒で自動で時表示に戻ります。)、最初のセッティングで西暦と月と日を入力するので、一回合わせればずっと狂うことのないパーペチュアルカレンダーになってます。
で、分ですが、円弧状に00、05、10、15…と表記されているのが分の表示部で、現在の分は丸い針で囲われています。しかしこの表示から判ります様に、分は5分おきの大体の分しか分かりません。(針はゆるゆると動くことなく、5分ごとのステップ運針です。)例えば下の画像の様に30が丸で囲われていたら現在は30分〜34分台の間のどこか、ということになるという、なんとも緩い分表示です。ので、34分台までは30のところに丸い針はあり、35分になると次の35分のところにピピッと移動します。

で、更に特殊なのが秒表示で、外周の白いメモリのある部分が秒の表示で矢印状の針が現在の秒を表示しているのですが、秒針は1分を60でなく40ステップで運針しています。ということは60/40で、秒針は1.5秒ごとに動いています。(白いメモリ部分は運針に合わせた40分割ではなく60分割された表示がされています。)
普通のクオーツ時計よりひと呼吸遅い動きの秒針と、5分おきのおおざっぱな時刻しか分からない事が相まって、非常にゆるい時計になってます。(こんなに大きいのに。専用のクオーツムーブまで起こしているのに。)

と言いますか、そもそも「時」の表示もかなり奥まっていて見にくく(斜めからは見えず正面から覗き込まないと見えない)、結果ぱっと見でわかるのは緩く動く秒針による「とりあえず止まってなくて動いていることは分かる」ということと5分ピッチでわかる大体の今の「分」、という時計です。

ということで、インスタにアップした動いている様の動画のです。50分になり秒針が0に戻る瞬間です。(49分台までは分針は45のポジションにあります。)こんな感じで動きます。

 

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こちらは9:55になる瞬間の動画です。が、分針のポジションは他の時と同様に55分になった瞬間に55に一旦移動するものの、秒針が00に戻り始めると分針も00まで移動してしまう(と同時にメカデジの時表示が10時となります。)という、55分になる時だけ、かなり変則的な気の早い時刻表示をします。(故に分が00にある時は9:55から10:04台の間のどこかという事になります。)55のポジションもあるのだからまずは他の時と同様に55のポジションまでは使用し、00分になった瞬間に00に行けば良いのに、何故でしょう。。ゆるい時刻表示ならではの毎正時のみ、よりゆるい幅を広くしたかったのか??メカ的にこうせざるを得なかったのか??単なるバグなのか??謎です。。

 

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もう一本動画を。右下のボタンを押して24か国のワールドタイム表示を切り替えている様です。国の表記は透明円盤に印刷されているっぽいのですが、何故かなと思ったら、国名を印刷した円盤が時表示の丸窓にオーバーラップしているので、透明にしないと下の時表示の数字が見えないからっぽいですね。このあたりはバラして見てみたいものです。と言いますか、そもそも東京はTYOでないんですかね??

 

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本体をベルトから外した状態です。かなり心地よく着脱出来ます。ベルトにある赤いワンポイントの縫いはおそらく本体をロックのちゃんとかかるここまで入れろよ、の目印の機能もあると思われます。

背面です。各プッシュボタンの機能説明があります。いつもはここで裏蓋を開けた状態をアップするのですが、、、すみません。後日、裏蓋を開けてみようかと思います。(バッテリーは2025です。)

取り扱い説明書と。(こちらにあります。)時刻、日にち合わせは意外と判りやすいです。

腕に巻いた状態。デカめですね。

カッコイイので色々なところで撮りたくなります。MacBookの上で。

外で。

外で、腕に巻いた状態。

横レトログラードな時計、LIPのSECTEUR(左)とレトロラード風上半分で時刻表示をするSANDOZのDUPLEX(右)とHERMESっぽい謎時計(上)と。

lipの縦レトログラードと。 縦と横、四角と丸、機械式とクオーツ、どこをとっても対照的なツーショットです。

以上、非常にユルカッコイイ、KlokersのKLOK-02のご紹介でした。(このモデルはもう販売されていませんが、KLOK-01はまだ販売されています。以下のamazonへのリンクよりどうぞ。)

2020.9.24.追記・・・今日、ベルトから本体を外そうとしたら手が滑って約10cm位の高さから机にカツーンと落としてしまいました。で、もしかしてと思ったら案の定、分表示の丸い針が下の画像の様に25と30の間に来てズレていました。(この針は5分おきのステップ運針なので、この様に数字と数字の間で止まることはありません。)あーやってしまった。。てかこのくらいの衝撃でズレちゃうんですね。

で、取説を見ながら初めて針の修正モードを起動して修正しました。右のリューズ風なプッシュボタンを5秒押すと針が数回往復運動をし、修正モードに入ります。その後は取説に従い、まず国をロンドン(GMTですね)を選び、リューズ引き、押し後、右下ボタンプッシュで時を00にセット、その後またリューズ引き押しで分の針を00にセット、その後またリューズ引き押しすると、修正モード終了で自動で国表示はTOK(東京)に戻り、時刻も現在の時刻に自動で戻ってくれました。物理的な修正モードの裏ではそのまま時刻は刻んでいたのですね。スバラシイ。

しかしステップモーター直結の様な運針の機械はやはり衝撃に弱いですね。修正は簡単ですが、やはり衝撃は与えない様に腕に巻く様にします。以上、針修正モードをしてみたことの追記でした。

2020.9.27追記・・・最初にアップした時に時刻表示について、「30が丸で囲われていたら現在は28分〜32分の±2分の間のどこか、ということになり、33分になると次の35分のところにピピッと移動する。」と記載しましたが、時刻のセッティングを全てやり直したら、その様な中途半端な運針でなく、「30が丸で囲われていたら現在は30分00秒〜34分59秒の間のどこかで、35分ジャストになると次の35分のところに丸い分針はピピッと移動する。」という、至極まっとうな運針をしましたので、記載内容をそれに合わせて全て修正しました。誤った記載、申し訳ありません。。(逆にそういった早めに移動させる運針にしたかったら、そうすることも可能ということでもありますが。。)
これは入手後初の時刻修正時に30分ちょうどに合わせようとしたけど、現状分針の位置が30にあったので特に分はセットし直さず次の日にちのセットの工程に移り、全てのセッティング工程の終了のタイミングを30分0秒に合わせれば、自動的に30分0秒にリセットされるものだと思っていた為で、実は分の修正の工程をパスすると28分だったら時計は28分のまま記憶しており、自分では30分0秒に修正したつもりでいても、実は見た目は変わらなくても時計としては28分0秒にセッティングした、ということになっていた為、でした。(なんとも分かりにくいですね、すみません。)要は、時刻修正時は例えば現状28分で30分ジャストに秒を0秒にリセットしたかったら、針の位置が現状30にあり修正の必要は無くても必ず一旦針を進めて改めて30の位置に針をもっていくという事を行えば良い、ということでした。
・・・以上、改めてセッティングし直して分かった分針の進み具合の記事の修正でした。

2020.11.6.追記・・・インスタにアップしたタイムラプス動画です。(画像タップで1回再生した後に出る「Instagramでもう一度見る」をタップし、インスタで見て頂けるとくるくる回ったループ動画でご覧頂けます。)

 

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以上、タイムラプス動画の追記でした。

2022.6.23.追記・・・バッテリー交換をしましたので、その様子を追記します。裏蓋を見ると5つのマイナスビスが意味ありげに線で繋がれています。またそれ以外に何故かプラスのビスが1つあり、その脇には「!」マークのある三角のコーションマークがあります。取り説にはバッテリー交換の手順は記載されておらず分からないので、とりあえずそのプラスビスだけはいじらない方が良さそうです。

ということで、とりあえず5つのマイナスビスを外してみました。開けてみるとあっけない感じでOリングに囲まれたCR2025が中央に鎮座してました。裏蓋の裏面にはバッテリーの接点とベルト着脱の為の板バネがありました。プラスの通電は裏蓋からビスを介して行われている様です。

バッテリーの下には透明の絶縁シートがあり、その下にはおそらく調整用と思われる多数の金色の接点がありました。かなり複雑なムーブなので調整用の接点も多いのでしょうね。で、1箇所だけ絶縁シートに穴が空いた下に接点のある部分があり、いかにもバッテリー交換時はここをショートさせてリセットさせろ、みたいな感じですが、バッテリーを入れると操作できませんので、、謎です。

で、裏蓋のプラスビスも結局バッテリー交換には関係していませんでしたが、よく見るとプラスビスを囲う様に乳白色のゴムリングがありました。おそらくベルト装着時の金属のパーツの押し当てる部分になるので、そのクッション的な役割をしていると思われます。その他、ベルト着脱の為のアンロックの仕組みも裏蓋に組み込まれているので、二重構造になっている裏蓋の開閉の為のビスがこのプラスビスで、バラすと組むのが結構大変なので、コーションマークがあったのでは?と思われます。ここも開けてバラしてみようかとも思ったのですが、面倒な事になりそうなのでやめておきました。

・・・という事で、無事バッテリー交換を終え、時刻合わせをし、また復活しました。こういったエレメカな仕組みの時刻合わせは死ぬと復活できないので、慎重に行いました。

以上、バッテリー交換の様子の追記でした。

 

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