HEIWADO / EARLY QUARTZ MODEL

ANALOG

非常に謎の多い、おそらく70年代のものと思われる、平和堂貿易のクオーツのアナログ時計です。昔テレビのクイズ番組の賞品紹介で、「平和堂貿易からスイスの高級腕時計、テクノスをペアで」というフレーズを良く聞いた覚えがあるので、平和堂貿易って、日本でテクノスの販売をしていた会社なんだな、という位な記憶しか無かったのですが、なんとオリジナルの時計も出していたのですね。しかも見れば見るほどオリジナリティーがあって、クオリティーも高く、ちゃんと出来ています。特にこの非常に特徴的なケースデザイン、カッコイイです。

この3時9時脇の三角形の面を形作った側面の造形、セイコーにもシチズンにないオリジナルなデザインです。文字板には上の画像の様にモノグラム状にHマークがたくさん入っているのですが、直射日光下等、強い光源の下でないと通常は下の画像の様にほとんど見えません。

HEIWADO TOKYOの表示がOMEGA Genèveみたいでカッコイイですね。文字板デザインは非常に端正にきちんとまとまっています。

裏蓋にはEVER ONWARD HEIWADOの刻印。EVER ONWARD=限りなき前進?、カッコイイですね。しかし平和堂貿易は2016年に倒産してしまってます。ムーブはスイス製のクオーツでHEIWADOの刻印も入ってます。(画像無くてすみません。)

ベルトにも刻印があります。他の平和堂貿易のオリジナル時計はどんなものがあったのでしょう。ググるとジュエリーっぽいレディースの時計は多々出てくるのですが。。

で、このパキパキでオリジナルなケースの造形がどういう定義と手順をふめばできるのか、どうしても気になったので・・・

ノギスで測りざっくりモデルリングしてみました。結論から言いますと、思いの外、手順をきちんと踏んでいけばそう苦労せずに同様の形状が作れました。こうして見ると基本は以前にご紹介しましたZENITHの時計に似た、トノー型のかわいい形状ですね。

オレンジ矢印部の3本の稜線で囲まれた面は補正などしなくてもこんな感じのそこそこ綺麗な面が貼れました。赤丸部に角があるのでそのあたりが引きつった様な凹みになってしまうかと思ったのですが。

青矢印の面は平面のテーパー面、緑矢印は垂直面、オレンジ矢印はねじれ面です。赤丸部はどこも4つの稜線が1点に収束して交わる点で、それを成り立たせる為に各面の取る順番とか稜線の走らせ方を考えたりします。こう見るとやはり一番右の赤丸部の角はかなりとんがってますね。切削がちょっとでもずれると赤丸の収束点が点にならないので、結構慎重に切削加工されたのでは?と思われます。

以上、非常にとんがった形状が魅力的な平和堂貿易の時計のご紹介でした。(しかし、外装の面の構成がどうなってるのか惹かれたのはランボルギーニのアヴェンタドール以来ですかね^ ^)

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