GRUEN / Day Night

All

GRUENの1960年代の手巻きの時計です。上のgifアニメの様にインデックスバーに長方形の穴が空いておりその穴の中の色が12時間ごとに色が緑から黒、黒から緑に変わるという仕掛けを持っている時計です。仕掛けとしては緑と黒が円周状に交互に塗られた円盤が文字板の下にあり、12時間ごとにパシッと回転することによりこの様に見せています。変わるタイミングは6時で、朝の6時から夕方の18時まで(Day)は緑、夕方18時から朝の6時まで(Night)は黒の色が出ています。昼と夜、どちらを緑にするか黒にするかは自分の好みで、という感じですね。

まずはインスタにアップした動画からどうぞ。インスタにも書きましたが、ちゃんと6時ジャストに切り替わる様に針の位置を直したいですね。

 

この投稿をInstagramで見る

 

UT(@utdesign)がシェアした投稿

インデックス緑状態。針、文字板はかなり綺麗なのですが、真鍮にメッキのケースはかなり痛んでます。

さわやかです。

反対側から。

黒インデックス状態。クールな感じ。カッコイイ。

モノトーンで良いですね。そういえば昔こんな感じのオリエントの時計を持っていた様な。。

文字板拡大。この葉っぱ型の凹のインデックスバーはぷっくりしたボンベダイヤルをV字の刃でザクっとえぐって自然にできる形ですね。このモデルにはいくつかバリエーションがあり、インデックスバーのもっと幅の広いもの、穴が円形の物などがあります。

また同様の仕掛けのモデルでデザインが全く異なるモデルもあります。下はHaKuさん所有のモデル。こちらも打って変わってスペーシーな顔つきですごくカッコイイです。実はHaKuさんのこのモデルのアップに感化されて今回のモデルを入手に至った次第です。(こちらのモデルは12時に色が変わる様ですね)

 

この投稿をInstagramで見る

 

A.C-HaKu(@lifesincetheageof50)がシェアした投稿

更に窓の中が色が変わるのではなく、1〜12、13〜24の数字が12時間ごとに切り替わるモデル(GRUENの時計としてはそちらの方がメジャーかも)もあり、そちらも様々なデザインバリエーションがあります。

で、背面です。裏蓋の刻印を見ると耐磁性能もある様です。

で、裏蓋を開けた状態。耐磁性能確保の為に金属のインナーケースがありました。このケースも開けようとしたのですが、かなりしっかり固定されていて開け方が分からず、、、とりあえずここまでとしました。

腕に巻いた状態。ぱっと見は普通の時計ですね。

最後に斜視をもう一度。この、一見普通なんだけど、どこか1点ぐっとくる訴求ポイントのある時計に惹かれます。

以上、グリュエンのインデックスバーに仕掛けのある時計のご紹介でした。

2020.11.23. 追記・・・ ケースを開け、針を付け直したのでその時の様子を追記します。まずは裏蓋を開けた中の耐磁用のカバーですが、もう一度開けることを試みたらあっけなく開ける事が出来ました。単に耐磁用カバーがきつめにはまっていただけの様で、下が開けた状態です。

で、早速リューズを抜き、機械を取り出し。

文字板はすごく綺麗です。

で、針を抜きました。本来の目的ではこれであとは針をちゃんと6時で色が切り替わる位置に付け直せば良いのですが、やはりここまでくると、文字板の下の緑黒に色が変わる仕掛けの円盤を見てみたくなります。

で、機械台にセットし、

文字板を固定している側面に2つあるこの極小のマイナスビス2つを緩め、、、

文字板を外しました。おぉー!まぁ、想像した通りではありますが、、、しかし、この既視感のある配色は今時で言うところの、、、

炭治郎な色ですね!(鬼滅の刃より。すみません。まだ映画行けてません。)

というオチも出たということで、、、文字板の裏はこんな状態でした。表面処理を何もしていない金属の表面は50年以上も経てばまぁこうなりますよね。

炭治郎円盤を堪能した後、文字板を元に戻し、針も付けました。

針の先端はかなり下に曲がっています。お互いがぶつからない様に慎重につけます。

最後に裏蓋を閉める前にパッキンがカチカチに硬化していたので、交換して、完成。

文字板にちょこちょこあった細かいゴミなども取り除きさっぱりしました。屋外で撮影するとより爽やかですね。

以上、裏蓋を開けた事などの追記でした。(肝心の針の付け位置ですが、色が変わるタイミングがピシッと一定では無かったので、5分くらい早め〜ちょうど位で変わる様にしました。)

2021.10.22.追記・・・同モデルのちょこっとバージョン違いを入手しましたので、追記します。下の画像、左がこれまで所有していたもの、右が今回入手したものです。

右の今回入手したモデルは12時位置のロゴが少し大きく、6時位置にWATERPROOFの表記が追加されています。ケースの状態もかなり良いです。今回このモデルを入手したのもこのケースの綺麗さからです。

という事で、この2本をバラし、それぞれ程度の良い方のパーツを寄せ集め一番いい状態の1本にがっちゃんこしました。まずはそれぞれのバラシから。この時計、オシドリが無くマイナスビスを緩めてリューズを抜く方式なのですが、緩め具合が毎度ドキドキで、リューズを付ける時も上手くいかない時が多々あり好きでありません。。

それぞれバラシた状態。新しく入手した方は文字板の黄色味が強く、針の状態もほぼ同等だったので、結局前のモデルのモジュールに今回の外装ケースを付けるだけとしました。

という訳でがっちゃんこ完成状態。ケースの傷も少なく、とても綺麗になりました。

相変わらず緑インデックス時は葉っぱっぽくてかわいい感じです。

腕に巻いた状態。

天気の良い日の散歩時に撮影。キラキラしてます。

黒インデックスだとシャープでカッコイイイメージです。

最後についでに季節ネタを。鬼滅の刃無限列車編がテレビで始まりましたが、画像は数ヶ月前、鬼滅の最終巻が出た時に撮影した画像。上の方でも画像アップしてますが、文字板を外すとホントこのカラーです。

以上、新たに1本入手し、がっちゃんこして綺麗な1本に仕上げた事の追記でした。(2021.10.21.)

◀︎ COLLECTIONに戻る

 

鬼滅の刃 1(完全生産限定版) [DVD]
アニプレックス
¥4,699(2023/10/23 00:07時点)
鬼滅の刃 23 (ジャンプコミックス)
集英社
¥238(2023/10/23 07:14時点)
タイトルとURLをコピーしました