WITTNAUER / ELECTRO-CHRON

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WITTNAUERの1960年代の電磁テンプ時計のELECTRO-CHRONです。電磁テンプと言えばまずこのモデルという位メジャーで人気なモデルです。イナズマ型の分針、リングと菱型を組みわせた時針、後端がイナズマ型の秒針と、エレキ感の推しがすごいです。エレキ時計としてあまりにド定番すぎるので、私はこれまで手を付けてなかったのですが、BENRUSの同4750ムーブの電磁テンプ時計のオーバーホール用ドナーとして、不動のものをHakuさんに格安でお譲り頂き(こちらでご紹介)、その後、これもオーバーホールをして、今回めでたく復活したものになります。

しかしこれのオリジナルの秒針はBENRUSのモデルに移植したままなので、実はこのエレキな秒針は別途入手したもので、オリジナルより若干長さが短いです。そのうちBENRUSのモデルから戻してやろうと思います。しかし改めて見ると、、、やはりカッコイイですね。最近やたらと高騰してきてますが、私のこれは結局オーバーホール代を含めても現状相場の1/2〜1/3位の価格で収まりました。

似た様な画像すみません。ほぼ正面から。文字板にはいくつかバリエーションがあり、分の目盛り部がリング状になっていないもや6時位置のELECTRICがELECTRO-CHRON表記のモデル、中央部のみスケルトンになったもの等あります。また黒文字板バージョンや、金ケースバージョンなども存在します。

ちなみにweb検索をすると出てくる、下の画像の様なハミルトンリコーの秒針(後端がとんがってない形状)が付いた画像は全て私の画像かと思います。(こんなことをするのは私ぐらいなものかと思われますので。このページを書き換える前の画像は全てこの状態のものをアップしてました。)

背面です。中央に大きくイナズママークがあります。

オーバーホール前の裏蓋を開けた状態。裏蓋に貼り付いている黄色い物体がバッテリーです。このオリジナルの巨大なバッテリーは既に廃番ですので、現行のバッテリーの周りにスペーサーを巻いて使用します。(後期型になると裏蓋に電池蓋があり、現状のバッテリーも使用できる様になってます。)

で、これのオーバーホールですが、実はかなり大変でした。下の画像、右上の青っぽいケースに収まったオリジナルのテンプ部は結局使用しませんでしたが、それ以外の周囲に置いているものは全てこの時計からリプレイスで出されたものになります。

バッテリーのスペーサーは私がデータ化し3Dプリントで出力依頼をし、現状納品待ちな状態です。どうせ作るならどんな直径のバッテリーでも使用できる様な、左右が板バネ状態になったものを作ろうかと思ったのですが、粉末焼結の3Dプリント品の粉が機械に紛れそうだったので、稼働部の無い、決め打ちな直径の穴にしました。

オーバーホールがどんなだったかは長くなるので、このスペーサーが納品された時にまたこのページに追記することにします。

で、最後についでにご紹介。下は昔Aさんのお店で見せて頂いたデッドストック状態のものです。ピッカピカの極上状態です。

専用の化粧箱もカッコイイ。

以上、ウィットナーの電磁テンプ時計のELECTRO-CHRONのご紹介でした。(以前に一度アップしたページでしたが、全ての画像差し替え&記載内容修正などをしました。)(2022.2.5.)

2022.2.13.追記・・・オーバーホールをした時の様子を追記します。そもそもこのモデルはBENRUSのモデルのこちらのドナーとして入手したもので、BENRUSのモデルに移植して交換でこのムーブにとりあえず付けておいた下のU字型のパーツの赤矢印部が欠けた状態になってましたので、まずはこのパーツ(Landeron4750のパーツNo.4335 )探しから始まりました。

意外とこのモジュールのパーツはweb検索すると出てくるのですが、このパーツだけは見つけることが出来ず、そうこうしているうちにebayで格安で4750ムーブ丸ごと出ていましたので、それをポチることにしました。下が到着したそのムーブです。刻印からENICAR用のムーブの様です。

また、イナズマ秒針もBENRUSに移植してしまったので、それもebayに出ていたものを入手しました。

と、パーツも揃ったので、オーバーホールを依頼しました。

数週間の後、ほぼオーバーホールも終わりかけた頃、なんと今度は電池切片が切れたしまったとの連絡がありました。長年の使用で金属疲労でヒビがあったらしく、逝ってしまわれた様です。うー、またパーツ検索か、とも思ったのですが、ここはオーバーホールをして頂いているEさんが「大丈夫、作るよ!」とのことでお任せしました。ありがたき!

ということで、無事オーバーホールも済み、納品され、裏蓋を開けた状態。Eさん自作の電池切片もオリジナルよりもしっかりしていていい感じです。また裏蓋のバッテリー周りに埋まっている濃い緑色の物体はロディコ(時計修理用の埃取り等に使用されるネリケシの様なもの)で、これは後に私がスペーサーを自作するということで、とりあえずスペーサー代わりに詰めてもらったものです。またムーブも結局ドナーとして購入したエニカのものの方が程度も良く、石数も多いので、まるごと移植して頂きました。ということで右に出ているムーブはウイットナーオリジナルのムーブ。

で、次は私が汎用のバッテリーを使用できる様にするバッテリースペーサーの制作にとりかかりました。上の方でも記載しましたが、どうせ作るならどんな直径のバッテリーでも使用できる様な、左右が板バネ状態になったものを作ろうかと思ったのですが、粉末焼結の3Dプリント品の粉が機械に紛れそうだったので、稼働部の無い、決め打ちな直径の穴にしました。

DMMに依頼し1週間程で納品されました。

ちなみに、オリジナルのバッテリーの固定は下の様になってました。黄色い絶縁フィルムの貼ってある巨大なバッテリーを電池蓋の裏に置き、手前中央のバッテリーを保持するリングを乗せ、右側のC型のリング状のバネで裏蓋に固定する様になってます。

で、作ったスペーサーにバッテリーを入れ、裏蓋に投入。保持するリングを乗せ、Cリングで固定し、裏蓋閉めて完了!・・・となるはずだったのですが、何故か厚み的に裏蓋を閉めることが出来ず、、、スペーサーの厚さ、直径はほぼ同じに出来ているのに何故???と思ったのですが、どうも自作のスペーサーの角のテーパー具合が足らず、保持リングがオリジナルのバッテリーに装着時よりも厚い位置で固定され、それに合わせてCリングも少し上に付き、結果ケース側ねじ込み部内側の縦壁上面にあたり裏蓋が閉じられなかった様です。
めんどうだなぁと思いつつ、スペーサーを出して、やすりでガシガシ削り出したのですが、何度か削ってははめてみて、あー、まだ閉まらないと何度かやってるうちに、ふと我に返り、そもそもこんな手間をかけたくないから一発でできる3Dプリントでやったのに、これだったら厚紙で作った方が楽だし、粉散らないし、いいじゃん、と思い出し、てか・・・

ロディコでいいじゃん!どんな電池にも対応してしっかりホールドできるし、ゴミ出ないし!ロディコ最高!となり、自作スペーサーを捨て(あ、捨ててはいません。とりあえず保管)、ロディコで固定でOK!としましたw
まぁ、時計ケース内のパーツとして経年変化的にどうなのよ、というのもありますので、現状のバッテリーが切れた時にまた考えることにします。次回はおそらく厚紙等で作るか、もしくはやる気があったらスペーサー削りの続きをします。

ということで、裏蓋を閉めて無事オーバーホール完了となりました。(汎用オープナーを使えないこういった裏蓋の開閉には表面がネチッとしたダイソーの3個100円のゴムボールが一番です。)

最後に腕に巻いた状態。カッコイイ。

以上、エレキ時計ならではの手間のかかったオーバーホールの様子の追記でした。

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