CITIZEN / LEOPARD SUPER BEAT8

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シチズン の1970年代の自動巻の時計のレオパールです。卵型のケースに独特なデザインの黒文字板がカッコイイモデルです。この頃のシチズンの時計は本当にデザインのバリエーションが多く、手を付けだすとどんどん「シチズンの沼」にはまっていき、抜け出せなくなります。
そんな「沼」から拾い上げたこの1本、比較的小ぶりでくるんとしたケースにこの歯車の様なインデックスがとてもスペーシーな感じです。X8系の様なオレンジの秒針も効いてます。

文字板拡大。CITIZENのロゴはアップライトなのですが、GS VFAのGRAND SEIKOのロゴの様に1文字ずつ別パーツで繋がっていません。12時位置には円弧状に大きな窓が開いており、そこで曜日と日にちを並列表示する様になってます。下の日にちの円盤を見せる為に上の曜日の円盤は日にち部分が切り欠かれた歯車形をしているのでしょうね。

ラグもベゼルも無いというところがこのケースをよりくるんとした印象にしています。リューズは意外としっかりとした大きめのものが付いています。ベルトはオリジナルはメッシュベルトだった様です。

長針、短針のデザインも変わってます。夜光を入れるでもなく、特に短針は縦方向に2本スリットが入ってます。

スクリューバックの裏蓋はオーソドックスな感じです。

25石でSUPER BEAT 8の名称からも分かる様に8振動の機械を搭載しています。

最後に、この時計の黒くて歯車の様な文字板、私的にはいわゆる「松本メーター」な匂いがプンプン感じられるのですが、、、如何でしょう?(松本メーター:松本零士の描く漫画の宇宙船などの内装で黒い壁一面に配された膨大な量のメーター類のことを指します。)

以上、松本メーターなシチズンのレオパールのご紹介でした。(2021.7.28.)

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