1978年発売の日本初のデジタルとアナログを合体させた時計のデジアナ Cal.No8900です。当時の価格は28,000円でした。このモデルは初代ですが、後にアラーム付きなど進化していきましたが、結局この初代が一番カッコ良かったかと思います。
六角形をモチーフとしたデザインがカッコイイです。しかし液晶デジタル時計に六角形のモチーフを取り入れたのはセイコーの世界初1/10クロノグラフ機能を搭載した0634-5001が先になります。(こちらのページ、下の方でご紹介してます。)
機能としては1/00ストップウオッチとカレンダー表示機能があります。時刻はアナログ部分とは連動していないので、違う時刻に設定しデュアルタイム表示としても使用できます。下はカレンダー表示状態。この状態ではアナログクオーツ時計で大きい日にち表示の出る時計状態です。まだドットマトリックス液晶のない時代の7セグ風曜日表示のFRやMOが当時新鮮でしたね。しかしうるう年や月末の自動修正の効くカレンダー設定は2009年までです。シチズンさんも44年後の2022年に新品状態で使われることなど想定してなかったでしょうね。
背面。コインで開けられるバッテリー蓋でバッテリーはSR1130Wを使用します。
腕に巻いた状態。手頃なサイズ感です。
私が昔出版した本に掲載した当時の広告と。
もう1ページ。
で、こちらはブラックモデルになります。ケースはシチズンお得意のブラッキー、ベルトはアルミのブラックアルマイトでかなり軽いです。文字板外周の白く見える部分はミラー仕上げになっています。
ので、周りを反射し、実際はこの様な見えになります。
ブラックモデルもカッコイイです。
これも昔私が出版した本の1ページ。まさにこの撮影をした現物になります。この撮影以降電池交換していなかったので、ほぼ20年ぶり位に電池交換をした状態です。
2本並べた状態。
今腕に巻くならシルバーの方が昭和感漂ってて良いですかね。
最後にもう一度シルバーモデルの斜視を。
以上、シチズン のデジアナ、ファーストモデルのご紹介でした。