ZODIAC / SPACETRONIC -see through back-

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Zodiacの60~70年代頃の電磁テンプ式の時計です。トノー型でとてもプレーンな形が好印象な時計です。電磁テンプ系はビリビリしたエレキ感をディティールで推してくるモデルが多いのですが、このモデルはとてもおとなしめです。(6時位置のSpacetronicのロゴは強烈ですが。)
おとなしめではあるのですが、背面を見るとなんと裏スケです。私は電磁テンプ系で裏スケモデルを見たのはシチズンのX8以外では初めてです。

ガラスの裏面に印刷されているZodiac等の文字が水色なのも良いです。(ちょっとかすれちゃってますが。)

拡大。リューズは2時位置にあります。ムーブはおそらくLANCOのモデル等と同じETA-ESA 9154ですね。(2021.11.29. 追記・・・ムーブはESA9154でなく9150でした。)

正面の画像にもどります。かわいい形です。ベルトはオリジナルではありません。

手に取った状態。同様のデザインで裏スケ仕様ではないモデルもある様です。

リューズはかなり埋まっており、引出してもちょっと操作し難いです。

文字板拡大。よく見ると縦方向のヘアーラインが入っています。

Spacetronic部拡大。カッコイイ。

裏スケで裏蓋に入れられなかったからか、シリアルナンバーがケースのこの下面に入っていました。(画像はモザイクかけてます)

腕に巻いた状態。さっぱりとした顔つきです。

最後に屋外で撮影した画像を。

以上、ゾディアックの珍しい電磁テンプの裏スケモデルのご紹介でした。(2020.11.7.)

2021.11.29.追記・・・バッテリー交換をしましたのでその様子を追記します。下は裏スケの裏蓋をガワアケでパコッと開け接点のパーツを外し、電池を出した状態です。バッテリーは1130が入っていたのですが、ムーブはESA9154だと思っていたので、バッテリーもそのムーブ推奨のSR1136SW(1130よりも0.6mm厚い)を入れようとしたのですが、なんと厚さ的にどうも収まりが悪かったので、ならばと元々入っていたバッテリーと同じSR1130SWを入れたら上手く収まりました。で、もしかしてと調べてみたらなんとこのムーブはESA9154でなくESA9150でした。見た目はほとんど同じなのですが、微妙にディティールが異なります。このESA9150のバッテリーはSR1130SW(RENATA390)だったのですね。(しかし、このサイトではバッテリーは344(SR1136SW)と記載されているのですが、記載ミス?もしくは接点のパーツの厚み違いがある?)

裏蓋を閉めるのは専用の工具で閉めました。押す部分のパーツの径を合わせれば一発でパコッと気持ちよく閉まります。

ちなみに裏蓋のガワアケで開ける為のザグリ部(下の画像赤矢印部)はリューズと反対側などにするとケース裏面が徐々にせり上がってきていてガワアケの操作がやりにくいので、ベルトを外したこちら側になる様にしました。

で、無事バッテリー交換も済み、また元気に動き出しました。

最後にまた正面斜視を。かわいい形ですね。

以上、バッテリー交換をした様子の追記でした。 (2021.11.29.)

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