WILD PLANET / SPY GEAR LIE DETECTOR

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お子様向けスパイギアを多々発売しているWILD PLANETのデジタル時計です。アラーム、ワールドタイム機能の他になんとウソ発見器の機能を持っており、いつでもどこでもウソ発見機能を発動させ、人のウソを見抜くことができます。WILD PLANETの製品は結構チェックしていたはずなのですが、この時計の存在は知りませんでした。先日ebayで見つけポチり、イタリアから届いた次第です。下は通常の状態。TYO(東京)10時3分、10月24日を表示しています。

外装はシルバーのマスキング塗装がされたオールプラスチックな外装です。

本体上部には金属製のバーが2つあり、ウソ発見器として使う時にはここをセンサーとして使用します。

しかし、取説その他全てイタリア語表記で使い方が全く分からず・・・Googleの画像翻訳が役にたちました。

で、早速右下のモードボタンを押しウソ発見器モードに。画面にLIE DETECTと表示されています。

センサーに指を置いてもらい、被験者に質問をし、右上のボタンを押すとバーが表示され、そのバーの出る多さでウソかどうかを見極めます。画像は全てのバーが表示された状態で、大抵は(ウソをついてない時は)この様にフルにバーが表示されます。

試しに指を濡らしてセンサーに指を置き、ボタンを押したら一番短いバーが一本表示されるだけで(下の画像右下の状態)、少し濡れた状態では半分くらいバーが表示されました(下の画像右上、左下の状態)。センサー的にはよくあるウソ発見器と同じ原理で、ウソをつくと指先に汗をかく=抵抗値が下がり通電が良くなる=その状態をバーの多さで表示をしているかと思われますので、

・指が濡れてない=被験者汗かいてない=抵抗値大=バーフル表示=嘘ついてない
・指が濡れてる=被験者がドキドキして汗をかいてる=抵抗値少=バー1本表示=嘘ついてる

ということかと思ったのですが・・・取説の自動翻訳を見ると「DISPLAYに表示される列数が多いほど、質問された人が真実を語っている確率は低くなります。」と逆の解説になってました。通常指を置くとバーはフル表示なので取説は逆かと思われるのですが、こんな肝心な解説間違える訳も無さそうですし、私が常に嘘つき状態なのか?センサーが壊れているのか?自動翻訳が間違ってるのか?・・・現状???な状態になってます。実際に嘘発見器として試してみると分かりますかね??

取説の最後には、「その人が真実を言っているかどうかを判断するのに、目の動きの増加や質問されている人の顔の突然の赤みなど、他の手がかりも探してください。」とあり、このデータだけでなくそういった被験者の様子も鑑みて判断してねともあります。まぁ、そうですよね。

で、下はこの時計のもう一つのスパイ機能、暗号解読モードを起動した状態です。ABC〜の記載をPQR〜とずらして英語の暗号文を書き、その暗号文を受け取った人はこの暗号変換の対応表を見て自分で変換して解読してね、という物で、様は単に対応表を液晶表示するだけで、カメラで暗号文をスキャンして解読するなどという高級な機能はありません。暗号の対応表はアルファベットのずらし具合でCODE1〜3の3種類あり、暗号のやりとりをする相手にまずどのずらし具合のCODEでやるかを決めておいてから暗号のやり取りをします。書く方も面倒ですが、読む方も面倒そうですね。

本体の解説に戻りまして、右上のボタンは液晶用のライトの点灯ボタンでした。

シンプルな背面。4箇所のビスで裏蓋は固定されています。

裏蓋を開けた状態。CR2032を1つ使用します。

パッケージです。相変わらず全てイタリア語でわかりません。長い事店頭に飾られていたのか、かなりの埃まみれな状態で届きました。この時計が何年発売なのか調べても分からなかったのですが、この埃の具合から少なくとも5年以上は前かと思われます。

記載されている内容をこれもGoogleの画像翻訳で変換。アプリ起動し、カメラ入力モードにしてカメラをパッケージに向けるとイタリア語部分を日本語に変換して表示してくれます。(右の状態)

パッケージ側面より。いろいろ入ってる様に見えますが、実際は時計以外の四角い凸部は機能表示の紙だけで中は空です。(最下部には取説が入ってましたが。)

パッケージ背面。

暗号のコード表がありますので、時計の表示を見るよりもこちらを見た方が早いです。

最後に腕に巻いた状態。かなりデカイです。大人でこれですから、お子様だとかなり巨大かと思われます。 しかしこのデザイン、G-SHOCKのいわゆるガンダムと呼ばれていたモデル風でもあります。

以上、WILD PLANETの嘘発見器内蔵デジタル時計のご紹介でした。(2021.10.24.)

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