1962年製のセイコーの手巻きの時計のSportmanです。12時位置にはSEIKOでなく、Canonのロゴが印刷されており、キヤノンが創業25周年の時に社員配った時計の様です。
下の画像の様に裏蓋には「創立25周年記念」「キヤノンカメラ株式会社」の刻印があります。(当時はまだキヤノンの社名にカメラが入ってました。)
細いラグ+とてもシンプルなディティールが良いですね。
厚さもとても薄く軽く、つけ心地の良い時計です。
キヤノンは少し前の80周年では全く有難みのないボールペンが配られた様ですが、社員のみなさんはメルカリで売っ払ってる様ですね。。
以下は以前に別のページにアップした同キヤノンロゴ表記のある別モデルの画像ですが、こちらに転載しておきます。
まずはセイコーのロゴの下にキヤノンロゴの印刷のある自動巻のSportsmatic。
デート付きで非常にオーソドックスなデザインのモデルです。しかしキヤノンロゴって時計に似合わないですねw
裏蓋には円周状に「家庭平和賞表彰記念」「キヤノンカメラ株式会社」、センターのSEIKOロゴの上に「昭和43年」とあります。この家庭平和賞というのはある期間家族全員が保険証を使わなかったら貰える賞だった様で、検索するとキヤノンの印刷のある同等の腕時計は使用モデルや刻印の入れ方に多々バリエーションがある様なので、かなり長い期間、この表彰の制度があったのではないかと思われます。また勤続XX年と刻印されているモデルもあり、どんだけ腕時計を社員に配りたかったんですかね、キヤノンはw
その他、何かのノベルティーだったり、数年前までキヤノングッズとして普通に売られていたモデル(右の黒いモデル)等。
上の画像の背面を向いているのはブラウンの時計で非常にまともです。どういった経緯で裏蓋にキヤノンロゴが入ったのかは不明です。
家庭平和賞の最後期のモデル。クオーツのセイコーの時計です。この後この制度は廃止された様です。
文字板面。なんか、ありがたみがありませんね。
以上、キヤノンロゴ入りのセイコーの時計のご紹介でした。