オメガの70年代の自動巻きの時計の通称STINGRAY(スティングレイ)もしくはCOBRA(コブラ)、もしくはUFOとも呼ばれているモデルです。左右にぼよーんと張り出した、まさにエイの様な、コブラの様なケースデザインとスペーシーな文字板がカッコイイです。
横から見るとエイが海面からジャンプしているかの様でもあります。
腕に巻いて下方から。この時計にはスティングレイなだけにガルーシャ(エイ革)のベルトが良く似合います。
円錐(フジツボ)形の塊を上から見たこのケースのシルエット形状で切り取って勝手にできるエッジの曲線の走り具合が良いです。オメガのSpeedmaster Mark3やFlightmaster等、これ系(円錐切り出し系)のケースはどれも存在感があって良いですね。
正面から。この様にケースは左右に大きく膨れています。
リューズは結構大きいです。日にち変更はリューズを押し込むごとに1日ずつ進められます。
ぼよーんとカッコイイ。
NATOベルトでの斜視。5分ごとの黒い凹ミゾの中にぽちっとある夜光の丸いドットが効いてます。
腕に巻いた状態その2。分インデックスの金属リングが微妙に黄色味がかってるとこがまた良いです。
購入時は風防にかなり傷があったので、しゃこしゃこ研磨しました。
研磨後、ピカピカになった状態。ほぼ同じデザインで回転ベゼルのあるモデルもあります。
シンプルな背面。裏蓋に対してこれだけ左右に膨れています。
裏蓋を開けた状態。ムーブメントはCal.1481、綺麗な機械です。
MacBookの上に置いた状態。このガルーシャベルトの独特の粒々感、ダメな人はダメでしょうね。
最後にもう一度斜視を。
以上、オメガのぼよーんとした時計のご紹介でした。