ミッキーの耳でデュアルタイム表示をしているアナログクオーツ時計です。T&G (H.K.) Holding Ltd. という、ディズニーの時計を多々作っている香港のメーカー製で、製造年代は不明です。ミッキー時計でミッキーの耳をクロノの目(積算計)にしているモデルは多々あるのですが、デュアルタイム表示に使用しているミッキー時計は珍しいかと思います。ベルトはオリジナルは金属ベルトなのですが、安いなりの出来でイマイチなので、革ベルトに替えました。
ミッキー時計ですが、ミッキー部分はグレーアウトしており、いかにもミッキー!な感じを抑えており、グラフィカルに上手にまとめているかと思います。文字板全周の赤いインデックス等の指標は機能的には不要ではありますが、赤い差し色が効いています。
しかし、入手して最初の第一声が『デカ!」でした。汎用のクオーツムーブが2つ入っているので、そこそこでかいだろうなとは思ってましたが、思ってた以上のでかさでした。
測るとケース外径は45mmもあり、ベルト幅は22mmもあります。女性でも最近はデカ厚の時計をしたりするかとは思いますが、それでもこれはやはりデカすぎな気がします。この時計の企画時の対象設定ユーザーを知りたいものです。ベルトも重厚な金属ベルトですし、やっぱミッキー好きな男子向けというニッチなユーザー向けに作られた時計ですかね。
文字板拡大。左の耳では時の数字、右の耳では分(秒)の数字を表記していますので、どうせなら普通のデュアルタイムなどでなく、その文字板の記載に倣って左は時針のみ、右は分針、秒針のみにしたら普通とちょっと違って面白くなったのでは?とも思います。正面から見て寄り目で見ると左右の文字版が重なって見えて普通の時刻表示に見える、とか。
でかい時計ですが、厚さはそんなに厚くなく、8mm程です。
裏面にはオフィシャルであることの証明のシールが貼られています。
で、裏蓋を開けた状態。2つのムーブ以外はスカスカな中味です。入手時はバッテリー切れでしたので、交換しました。バッテリーはSR626SWが入ってましたが、手元になかったので、とりあえずSR621SWでも大丈夫でしたので入れました。
腕に巻いた状態。赤いリングが効いていてカッコイイのですが、やっぱでかいです。
で、オリジナルの金属ベルトはこんなです。右は同梱されていたギャランティーカードです。
パッケージ。汎用のものでしょうね。
開けた状態。
インスタにアップした画像です。もうすぐクリスマスなので、mokichiのシュトレン(美味いです)と。
最後に、この時計以外にミッキーの耳をデュアルタイム表示にしている時計はどんなのがあったかと検索しましたが、やはりほとんどなく、ざっくり下の2つ位でした。どちらも必然的にミッキーの顔がでかくなるので、ミッキー推しがかなり強いです。
以上、ミッキーのデュアルタイム時計のご紹介でした。(2021.12.8.)