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これも前にご紹介しましたZODIACのモデルと同様、1972年発売の世界初の液晶表示を搭載したデジタル時計です。同じ液晶モジュールを使用しつつもそのレイアウトは大幅に異なり、ご覧の様にツノの様にボタンが上に2つ並んでいます。
このモデルは残念ながら不動で液晶も点灯しないのですが、上の画像はZODIACの液晶部の画像を持ってきて合成してます。
四角くてケース外周に大きなテーパー面をとっているあたりはZODIACのモデルと同様なのですが、この前面がくの字に折れたデザインが非常にカッコイイです。
不動な為、ボタンの機能は不明ですが、時刻表示しかしないので、時刻修正に使用するものでしょう。セレクト&セットの概念はこの当時はまだ無かったかと思いますので、左を押して時、右を押して分の修正かと思います。
web検索してもこれの金モデルが出てくる位で、このモデルはかなり珍しいかと思われます。
なんとか復活させたいところですが、ドナーとなるものも全く出てきません。
デジタルで上にプッシュボタンでいうとホイヤーのマンハッタン(デジアナですが)とか、シチズンのデジタルでもありましたね。ベルトはオリジナルではないのですが、ラグ幅が24mmもあり、手持ちでなかったので、22mmのベルトを付けてます。
裏蓋を開けた状態です。かなり時代を感じる作りになっています。
拡大。メインの金色のICが宙に浮いている様な構造です。
バッテリー交換もしてみましたが、やはり不動でした。
こちらでご紹介してます、ZODIACのモデルと。
同じなのは液晶モジュールだけって感じですね。操作もリューズとボタンと異なりますし。
腕に巻いた状態。カッコイイ。(この画像も液晶部合成してます。)
Pieter Doensenさんの本には金モデルが掲載されているのですが、残念ながら上下逆に掲載されてしまっています。良く見るとこの金モデルはくの字に折れてなさそうです。
で、くの字の曲がったデジタル時計と言えば、VENTURAのこの時計ですね。どちらもカッコイイです。
最後にまた斜視を。
以上、メーカーは不詳ながら、非常にカッコイイ世界初の液晶デジタル時計、2本目のご紹介でした。(2021.3.27.)