シチズンの電磁テンプ式の時計で、文字板にはCHRONOMETER OFFICIALLY CERTIFIEDとあり、おそらく世界初の電磁テンプでのクロノメーター規格を取得したモデルかと思われます。キラキラしたカットガラスに秒針のオレンジの差し色が効いた、黒くて精悍な顔つきのX8です。
全周テーパー面なケースも鏡面仕上げでキラキラしています。あちこちキラキラしてるので撮影し難い時計です。
この角度からの撮影でやっと文字板のシチズンロゴと6時位置の表記がカットガラスでのダブった見えを回避して撮影できました。
で、このモデルは裏スケバージョンです。消えかかっていますがスケルトンのガラスにはCITIZENの印刷がされており、オフィシャルなものです。確か、何かの記念モデルで裏スケバージョンが存在したと思います。
バラシ図と。今見返したら初代X8の時も同様の撮影をしてましたw
その初代X8と。かなり対照的なデザインです。
で、X8ではこの様な物も所有していたのですが、ジャンクから拾い上げて入手したもので、裏蓋や電池押さえのネジ等もなく、動くか不明なものだったのですが、この文字板のカッコ良さに惹かれて入手してました。
そこで今回、一時的にX8クロノメーターのパーツを移植し再生を試みてみたのですが、うまく移植が成功し、動き出しました。
このインデックスバーのトップ面がスカッと平面で鏡面なのがカッコイイです。
腕に巻いた状態。
裏蓋の径も同じだったので、裏スケ裏蓋を付けてあげました。
2本の機械の比較。大分異なります。そのうちまたジャンクなX8を入手し、ちゃんと再生させてあげようと思います。
以上、シチズンX8の裏スケクロノメーターとそのパーツを使ったジャンクのX8を再生させた事のご紹介でした。