シチズンの70年代の自動巻の時計、スクエアカスタムです。ご覧の様にエッジの立った四角いケース+不思議な文字板のモデルです。インデックスバーが水平に並べられているのは当時の時計ではよく見かけるデザインなのですが、バラバラに配された曜日窓と日にちの丸い窓、5時位置は日にちの窓がきたからしょうがないとして、7、11、1時位置のインデックスバーまで無くしてしまい、間を持たせるが為に入れた様な12時と6時のインデックスの左右の細い黒い線(おそらく線の先端が本来のインデックスの位置)など・・・ゴツくて不思議ちゃんなデザインです。
手に取ると結構ボリューム感のあるモデルです。
ベルトはシリコンベルトに交換してます。ま四角でパキパキなケースデザインです。
厚みも結構あります。
リューズは結構ボリューム感のあるものを使用しています。
腕に巻いた状態。でかいです。腕に巻くものが何故にこんなにエッジが立ってて四角いのでしょう。
背面。裏蓋も四角いので、普通に開けることが出来ません。
ベルトを外すと見える溝の中の円弧状のパーツを押してケースをリューズごと引き出します。
取り出した状態。文字板外周には白いゴムパッキンがあります。
オーバーホールに出した時に撮影させて頂いた画像。25石のムーブでした。
この様に丸い穴の開いたベースにムーブを落とし込む構造です。
入手時の画像です。オリジナルのベルト、タグ、取説が付いてました。
オリジナルのベルト装着状態。
最後にまた斜視画像を。NATOベルトも意外といけます。
以上、シチズン のま四角時計のスクエアカスタムのご紹介でした。(2021.10.31.)