AMIDAの手巻きのメカデジ、jump Hour watchです。1960〜70年代のものかと思われます。AMIDAと言えば私的にはサイドビューメカデジのDIGITREND(以前にこちらでご紹介)位しか思い当たらなかったのですが、なんとこんなメカデジを出していたなんて、今回初めて知りました。
丸々とした鬼太郎の目玉おやじの様なデザインで、メカデジ的にも非常に珍しいデザインです。しかも文字板のこの配色、とても50年前の製品には見えません。
本体の左右幅はリューズを除いて40mm程でそんなに巨大という訳ではありません。ベルトはオリジナルではなく、こんな本体にはシリコンバンドが似合いそうなのでこんなのを付けてます。
ebayでの入手なのですが、他に誰にも入札されることなく格安で入手できました。しかしこの文字板の配色、もしかしてカラバリとかあったりしたのか??とweb検索したのですが、これと同色のものしか見当たりませんでした。
風防は入手時はかなり傷だらけだったのですが、研磨してかなり綺麗になりました。
側面です。厚さは11.5mmほどです。
背面です。DIGITREND同様、後ろカバーを背面から圧入しているだけです。
ムーブを出してみました。
1石の安価なムーブです。AMIDA LIMITEDの刻印があります。
文字板側。この黒い文字板も外そうとしたのですが、右下の極小のビスが固着していて外せませんでした。
で、同AMIDAのDIGITRENDとツーショット。このツーショットは非常に珍しいのではないでしょうか。
どちらもカッコイイ変態時計ですw
機械を出して比較してみました。
機械自体は同じ様でした。
最後に腕に巻いた状態。なんでしょう、この謎感w
以上、非常に珍しい、AMIDAのメカデジのご紹介でした。
2024.5.15.追記・・・こちらにCGで復刻版を作ってみたことと、この時計のカラバリの画像をアップしていますので、併せてどうぞ。