タイメックスから1965年に発売された、ミッキー時計では世界初のエレキな(電磁テンプ)モデルで、Electric Mickeyというワードだけでかなりくらくらします。ケースバリエーションがいくつかあったのですが、このトノーケースデザインのものは現存数がかなり少ないかと思われます。
ケース左右幅は36mmあり(リューズ除く)、ミッキー時計では最大の大きさかもしれません。ラグ幅は18mmでベルトはオリジナルではありません。
風防はけっこうぷっくりと膨れています。
文字板拡大。手描きっぽいミッキーと数字が良いですね。針の回転軸に対してミッキーの体の位置がかなり右に寄っていて、時針である左手がかなり短く見えます。
しかし7:15くらいになるとこのくらいの方が自然に見えますので、バランスを見ての配置なんでしょうね。
裏蓋はかなり丸々としてます。
裏蓋を開けた状態。電池はSR44SWです。ムーブメントの上に金属カバーが乗っていました。
金属カバーを外した状態。ハミルトンの505の様にエレキなパーツがほとんど見えないキャリバーM84を搭載しています。バッテリーは接点の上に乗せるだけで裏蓋の裏面で保持する様になっています。
インスタにアップしたムーブの動画です。よく見えるヒゲゼンマイがミッキーの心臓の鼓動の様です。
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腕に巻いた状態。
机に置いた状態。金属ブレスも似合いそうです。
最後にもう一度手に取った状態。
以上、TIMEXの世界初のミッキーの電磁テンプ時計のご紹介でした。