ゾディアックの自動巻きの時計のアストログラフィックです。透明円盤に印刷された、宙に浮いている様に見える白い長方形の時針、分針、赤丸の秒針が回転して時刻表示をする、いわゆるミステリーダイヤルな時計です。発売は1969年ですが、デザインのバリエーションも多く発売され、このモデルは1970年代のものと思われます。
アストログラフィックは70年代のスペーシーな変態時計系ではあまりにド定番すぎて今まで手を出していなかったのですが、価格も手頃で程度も良いものが出ていたので、つい2本程手を出してしまいました。
まずは大きい四角いケースのアストログラフィック。斜めから見るとより針は宙に浮いて見えます。
反対側面から。ベルトもオリジナルでかなりの太さです。丸いケースのものありますが、私はこの四角いケースの方がよりゴツくて好きです。
12時位置には日にちが表示されています。
裏蓋はスクリューバックで、中央に巨大なゾディアックのマークがあります。
同様な四角ケースのPlymouthのメカデジクロノと。アストログラフィックもでかいはでかいのですが、これと比較すると一回り程小さいですね。
2本目は丸くてちんまりとしたレディースサイズです。この時計にレディースの需要のあった70年代が素敵です。
正面から。ベルト幅はオリジナルは14mmですが、細く短い為、16mmベルトの取り付け部の幅を14mmに切って付けてます。
2本並べた状態。大と小、角と丸、青と白、ステンベルトとオリジナルのスウェード調ベルトと、どれをとっても対照的な2本。
以上、ゾディアックのアストログラフィック2本のご紹介でした。下に復刻版へのリンクを張ってますが(金のモデル以外リデザインされてしまってます。)、70年代のオリジナルでも10万円以下でそこそこ程度の良いものが入手できますので、70年代のスペーシーな時計の入門としても良い時計かと思います。
2020.11.6.追記・・・インスタにアップしたタイムラプス動画です。(画像タップで1回再生した後に出る「Instagramでもう一度見る」をタップし、インスタで見て頂けるとくるくる回ったループ動画でご覧頂けます。)
この投稿をInstagramで見る
以上、タイムラプス動画の追記でした。