SICURA / DUAL TIME

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SICURAのおそらく70年代のものと思われる、文字板が2つある自動巻きの時計です。ご覧の様にかなりボロボロな状態ですが、ずっと探していた時計で、かなり安かったので今回入手した次第です。おそらく横長クッション型のプラ風防の気密性が悪く、現存するものはほとんどが文字板がこの様に劣化したものが多いです。

もちろん、左右で独立したムーブが入っているので、別々の時刻を設定可能です。中央に34JEWELSとあるのは17石のムーブが2つ入ってるので合計で34石ということかと思います。

とりあえずどちらのムーブも生きていて動いていますが、左のリューズはかなり硬い回し心地なのでオーバーホールが必須かと思われます。

日にち表示が左右ミラー反転した様にどちらも中央側にレイアウトされているのがいいです。

ベルト幅は22mmなんですが、手持ちで22mm幅の革ベルトが無かったので、とりあえず以前にブライトリングのLEDに付けていたナイロンベルトをつけています。

裏面です。スクリューバックの裏蓋が2つ並んでいます。ケース本体が前後に開く等の構造もないので、トノー型の文字板は前面からの投げ込みです。

裏蓋を開けた状態。同じ17石のムーブが入ってます。

腕に巻いた状態。左右にでかいです。実測で左右幅リューズ含まずで43.7mmありました。

で、この時計、金色ケース、文字板の色違い、ケースのデザイン違い、同じデザインでSICURA以外のブランドのもの等多々あるのですが、これまでebay等に出てきたものはどれもやはり程度が悪いものばかりでした。私はずっとシルバーケースで青x白文字板バージョンのものを探していたのですが、この様な状態ですので程度の良いものが中々見つからず、、、今回かなり程度は悪いのですが、探しているデザインのもので、価格も安かったので、入手した次第です。そのうちより程度の良いものを入手できることを期待して。。

最後に、以前にこちらでご紹介しました、ミッキーのデュアルタイム時計と。久しぶりに見たらミッキー時計、デカかったですねw(ベルト幅は同じ22mm、ケース径は45mmもありました。)

以上、SICURAのデュアルフェイスな時計のご紹介でした。(2023.5.3.)

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